『日本沈没-希望のひと-』第2話

貴重な“それっぽい人”である國村さんもう退場しちゃうのか。
もっと「権威」の象徴として立ちはだかるもんだと思っていたし、天海の逆転ももっと追い込まれて追い込まれてしたところで起死回生の一発がキマるんだと思ってたんで、最終的に「データの改ざん」を暴くのはいいとしてもやったことといえば総理に直談判→会長に直談判ってやり方が愚直すぎてつまらんし、天海を嵌めたのも近藤隆の局長でしたって地味すぎるし、最大の衝撃が世良教授の眼鏡が真ん中でパカっと割れた瞬間ってこれでいいのか?(こういう眼鏡があることは知ってるけど、なにもこのシチュエーションで「真ん中パカッ」することなくない?w)。

ていうか世良教授の「動機」が田所博士への「嫉妬」って、そんな個人的な感情で島があっという間に沈んだ事実と関東が沈没する「10%」もの可能性を無視するとか話のスケールが思ってる以上に単純化・矮小化しちゃってなんだかなーという感じ。
そんであれでしょ?石橋蓮司を筆頭に「現時点」ではみんな世良教授と似たり寄ったりで自分のことしか考えていないなかで天海と田所だけが「日本」のことを考えてるってんでしょ?。天海なんてその代償として家庭を失いかけてますってんでしょ。でも天海個人のこととかどうでもいいです。

まあそんな連中、特にみらい推進会議のメンバーがいざ沈没の予兆が見えるや否や天海の下で一丸となって各省庁を動かすべく獅子奮迅の働きをするのでしょうからそれまでは我慢してやるけど、もうこの会議には飽きたんで沈没さんはちょっとスピードを速めていただきたい。