『日本沈没-希望のひと-』第6話

想定よりも小規模だったとはいえ関東沈没が起きたことで常盤と総理から謝罪され復職を乞われたけど、天海のしたこと(週刊誌記者へ情報を漏洩し新聞にスッパ抜かせた)が問題であることは間違いないと思うのよね。結果として被害を最小限に抑えることができたとしても、国家公務員としてやってはならないことを天海はやった、そこは事実だよねえ?。
それなのに記事を書いたと目をつけられてる記者を自宅で寝起きさせるとか、やっぱりこの主人公あたまイカれてるんじゃないかな?。

椎名を自宅に泊めさせるという状況のために「娘からの手紙を届けに来た」って理由を作ったんだろうけど、椎名の母親なんで病院に入院してんの?天海の元嫁の交際相手が骨折してしばらく入院って話はしてたけど、母親も入院するなんて言ってなくなかった?。あの状況下で母親がひとりで入院するのに東京に戻って「私吞みますよ~?」とか言ってたってことなら引くし、そんな椎名に「否定しない」ことでもっと大きな第二波が来ると「認めた」天海にはもっと引く。玉ねぎと人参とジャガイモ用意してインスタントラーメンにぶち込んだ?のには笑ったけどw。

まあ天海の個人的なアレコレはどうでもいいとしても、関東沈没はこれにて終了という認識だったとはいえ今回日本未来推進会議のメンバーがやったことって屋上から揃って水没した地域を眺めてひとりひとことずつ台詞を言って「祈りを捧げましょう」ってしただけだったのにはさすがに笑ってしまったわ。災害服着たおかっぱ頭の女なんて水没地域を見て口を押さえて「絶句」してたけど、あなたもしかして初めて水没地域を見たんですか?ってな。

そんでまたもや里城先生が経済がーとかウダウダ言い出したかと思ったら田所博士が連行されて天海が鼻の孔おっぴろげて「こんなことしてなんになるんだー」って叫んでたけど、関東が沈没する前提で研究を行う変人は田所博士しかいないとしても、実際に関東が一部沈没した今ならば日本どころか世界中で分析してる、したいと思ってる研究者は大勢いるだろうから田所博士がいなくなっても別によくない?。

日本が沈没するかもしれないことを世界に知られては困る(から日本以外の研究者に頼ることはできない)(でも在日米軍の安全確保という問題があるわけだし、とっくに米国にはバレてると思うけど)というならとりあえず國村さんのナントカ教授を呼び戻して研究を引き継いでもらえばいいんじゃないかな?。田所博士への嫉妬でデータ捏造をしでかす人間なので信用度は低いだろうけど、そこはまあ緊急のことだし自分の命も掛かってるとなれば本気でやるやろってことでさ。

ていうかDプラント社から研究資金の援助を受けているのは田所個人なのかあの研究施設なのか知らんけど、博士の下で働いてる2人の研究員は放置でいいのかと。“あの”田所に毎日こき使われてる研究員がまとまった金を貰ってトンズラしたい&田所への怨嗟で情報を流したと言われたらわたし全然納得できるけど?(実際は誰かに嵌められたってなところでしょうが)。


現実問題として国民全員が海外に脱出するなんてできるはずがないし、じゃあ最終的にどうなるか?っつったら関東沈没が「止まった」理由はわかってるわけだから日本沈没でも同じ状況を作ればいい→どうやって?→天海「COMSを使うんです!(ドンッ!)」ってなことになるだろうと予想してたんだけど、田所博士のシミュレーション映像を見るにさすがにCOMSでどうこうできる規模じゃないのかしら?。