『昭和元禄落語心中』第8話

与太郎はいい男だし、竜星涼はいい役者だなあ!。なんだこの「昭和の漢」感!!。
親分さんに啖呵切る場面とかもうかっこよすぎて震えたし、小夏との結婚を師匠に許してもらった瞬間は松田さんと一緒に「ウッ・・・!」とこみ上げてしまったわ。
ていうか与太と小夏が「いつの間にそういう関係に!?」って盛大にお茶噴き出してたけど(笑)、松田さんってそこいらへん知らなかった(気づいてなかった)のか。
親分さんとサシで話すとおかだま八雲はやっぱり少々無理がある・・・ように見えてしまうけど(松田さんとの場面ではそうは感じない理由はやはり松田さんの頭部・・・・・・にあるのだろうw)、そこをはっきり描くかどうかはまだわからないけれど(それを匂わせてはいる)、ドラマ版もそういうことにするならば、おかだま八雲ならそこは納得できるな。


与太郎のために、小夏のために、小夏のお腹の中にいる助六の孫のために、「芝浜」を教えた八雲は隣を歩く助六に「次はお前の番だ」とバトンを託す。
映像(演出)的にはやっぱり助六の幽霊が陳腐で笑っちゃうんだけど、それでもこのときの八雲はこれまでで一番助六の存在を近くに感じていたんじゃないかなと思えて、与太郎のため小夏のためってのは決して嘘ではないのだろうけど、やっぱりこの人は『落語を通して助六とつながること』ただそれだけを欲しているんだなぁ・・・と、そう思えて、八雲が抱える業の深さを改めて思い知らされた感じ。