『ユーリ!!! on ICE』

PV見たときから期待しかなかったけど、これはすごい。初回のスケートシーンだけは絶対に見るべき。そんでそのまま流れで最後まで見ちゃってヴィクトルさんのアレ(笑)で次回も見たくなる(この話がどうなるのか気になってしまう)から絶対!!。
いやー、すごいわ。このスケートシーンはほんとにすごい。動きはもちろんのこと音がリアルで、加えて現実ではカメラで捕えられないであろう角度もあって、ちゃんとアニメならではのスケートシーンになってるというか、アニメでなくては出来ないスケートの『魅せ方』になってるところが素晴らしい。この凄さは文字で表現できるものじゃないので、とにかく見てもらいたい。アニメは守備範囲外だと思ってるそこのあなた!騙されたと思ってぜひとも見てみてくださいよ!OP曲はおディーン様による作詞・作曲・歌唱だし!!。あ、あとみんなだいすき本田武史さんの解説も聞けるよ!!アニメでもやっぱりいい声だよ!!。
作画という視点を抜きにしても、この1話にはフィギュアスケートというスポーツに対する「愛」があって嬉しくなるわー!。スポーツアニメってやっぱりそのスポーツをいかに魅力的に見せるか、その魅力を伝えるかってことが大事だと思うんだよね。野球やサッカーみたいなメジャースポーツならともかく、マイナースポーツはそこを怠っちゃだめだと思う。この1話は『そこ』に全力だった。このジャンプがどれだけの難易度なのかとか技術的なことは何一つ伝わらなかったとしても、それでもフィギュアスケートの躍動感と美しさは、その欠片だけでも見る者にきっと届く。
スケートシーンがリアルなだけに、ワールド五連覇の演技を練習サボって身体だるだるになってる主人公が完コピできちゃって(ちゃんとヴィクトルと勇利の演技に「差」があることは描いてたけど)、それを見た憧れの選手が突然やってきてコーチになると言うファンタジーな展開との・・・ギャップというか「ありえねー感」はあるかもしれないし、最下位とはいえグランプリファイナルに出た特強選手(それも一人のみ)であれば四大陸ぐらい出られるだろという現実視点からくるツッコミポイントは確かにありますが(この作品世界では日本の男子シングル出場枠は「1」しかない冬の時代なのだろう)(そして主人公は全日本でSPジャンプ全ミスからのスピンステップもボロボロでFSに進めなかった、ということなのかもしれない。そんで豆腐メンタルでボロクソに書かれた記事やらネットの書きこみやらを読んだとなれば自棄になってこれだけデブるのも心情的に理解はできる)、そこいらへんも含めて楽しめそう。

ていうか犬がかわいい。犬が死んじゃってメンタルやられるのとか超わかるし、フィギュアとか関係なく(じゃあここまでの感想はなんだったんだ!?ってな話だけどw)この犬だけでわたしは視聴決定です。


あとさぁ・・・フィギュア好きとしての視点ってか希望なんだけどさぁ・・・これ確実にケヴィンは見ると思うんだ。もしかしてこの作品のプログラムをEXで滑ってくれるかもしれなくない!?OPを滑ってくれるかもしれなくない!?。って考えるとワクワクするんだけど!!。