『下町ロケット』第3話

和田さんといっくんと阿部くんと佐野くんと竹内くんと仕事終わりに焼肉してるひとが羨ましすぎた。
なにあのどこを見てもイケメン焼肉。右見ても左見ても前見ても斜め見てもイケメンしかいなくて、そのイケメンが言い争いしてるとか天国すぎんだけど。
それより開発部に女がいたんだけど、あの女なによッ!?。なによって社員でしょうがw、あんなイケメン(作業着)に囲まれて仕事してる女がいるだなんてこのドラマのなによりもどんなことよりも非現実的すぎる。現実つらい・・・。
で、「ちょっと聞いてくれ」っつって話し出したヤスケン開発部長の話がよくわかんないっつーか、さすがにそれで説得するのは無理かと・・・ってな内容だったんでこれで改心しちゃったらいっくんちょっと馬鹿みたいって思ってたんだけど、財前に見せるための手作業チームに臨時で加わってくれと言われてあの空気の中で最初は断ったってことはあの時点ではまだ不満抱いてたものの、その仕事っぷりを一流企業の偉い人に「認められた」ことでいっくんの不満はとりあえず解消されましたってなことなの?。やっぱ待遇よりも技術者としてのプライドでありロマン(夢)だぜってなっちゃったのかなぁ?。
わたしが底辺の人間だからそう思うのかもしれませんが、社長の夢は夢で好きなだけ語ってりゃいいけど待遇の改善してほしいという声に耳を傾けないのってどうかと思うのよねぇ。当座の資金として2億だっけ?それぐらいの金額を必要としていたところが50億以上の「儲け」があったわけで、それはステラエンジンによるものなわけで、であればボーナスぐらいくれよと思うのは当たり前のことだと思うのね。だけど普通は同僚と飲んでる時に言うぐらいだよね。それを社長に直談判するってのは明らかに普通じゃない。それだけ社員の中に不満があるってことなわけじゃん?。
スーツでビシっと決めた(上着脱いでベスト姿になった時のスタイルの良さなんだよこれw。カッコよすぎて変な笑いが出ちゃう)明らかに外部の人間を社長自ら工場内を案内して回ってるというのに、その客人の前で「この前はご馳走さまでした。また連れてってください」なんて私的な会話を交わしちゃう社員(工員)ってなシーンを入れたのはそれだけ社長と社員たちの距離が近いんだと、だから直談判も出来ちゃうんだと、そういう意図なのでしょうが、それと待遇や職場環境(人員問題)に不満抱いてることは別だというか、むしろそれだけ距離が近いのに社員たち、それも大事な開発部の若者たちにそんな不満を抱かせてしまってること自体マズイだろうってな話じゃない?。帝国重工相手に誇った「職人」を大事にしなくてどうすんの?って話でしょう?。佃も山崎もテメーの夢や理想を語るまえに、語るために、まずは下の者たちが気持ちよく働けるためにそれなりの待遇であり環境を整えてやる努力をしろよと思うんだけど。
まぁ元々研究・開発畑の人間で、人事含めた経営の能力はイマイチであるとは描かれてるけど、夢を語るのは結構だけど安定して利益を得られる(それによって安心して働くことができる)選択肢があるならそのためにもまずそっちを選んでくれよと、夢を実現するために仕事増やすけど通常業務もこなしてねっていうなら人員補充してくれよってなってな言い分のほうが正しいかどうかはわからないけどわたしとしては頷けるわけでさ、俺達はメーカーだからモノづくりをしなきゃというけど、ロケットの部品がこの先それほど必要とされるとは思えないし、であればロケットに使われているシステムを開発したメーカーとして特許使用料で得た利益を元手に新しい技術を開発するべきだろうってな意見の方に賛成してしまうわけでさ、佃や山崎の語る「ロケットにウチの部品が使われる」という夢にそれを上回るほどのワクワク感を感じないわけですよ。
てか佃がロケット打ち上げ失敗の責任を取らされJAXAをやめて佃製作所を継いだのって7年前とかだよね?。つまりヤスケン山崎が佃に入ったのってそれよりもあとってことになるんだろうけど、面接のときに一緒にエンジン作ってボートが動いてやったー!って喜んでた技術者たち、あの人らはどこ行っちゃったの?。あのときのエンジンがステラエンジンの原点なんだとわたしは思ったんだけど、和田さんは勿論いっくんも30絡みだろうから大学卒業して佃に入社したんだとしたらもう7.8年は佃で開発やってるであろうわけで、だとしたらあの中に居たんじゃないかと思うよね。もし居たのならば、そういう喜びを社長と共に経験してるであろう若手からこんなに不満が出てるってどうなのよって話なのよねぇ。見てる感じ阿部ちゃんとヤスケンだけが開発楽しい!ロケットワクテカ!って言ってるだけにしか見えなくて、二人がイチから作った会社ならそれでもいいかもだけど二人揃ってたかだか7年程度しか会社に関わってないわけでさ、そう考えるとちょっとモヤモヤっとする感じがある。
なのでいっくん真野にはもうちょい頑張って欲しいんだけどなー。