『下町ロケット』

宇宙を目指すロケットのために培い磨き上げた技術を今度は大地を耕すトラクターに転用するってのはドリーム感こそないもののそれはそれで燃える展開なのでしょうし、ガウディで命を救われた子供が将来は宇宙飛行士になって佃製作所が造ったロケットにのるのが夢だというのには胸が熱くなりましたが(あれ?佐野岳どこいった・・・?)(それを言うなら育三郎は・・・?)、今回から参加する尾上菊之助さんがどういう役どころになるのか、香川照之さんや片岡愛之助さんのように「そういう演技」を要求される役だと辛いなぁ・・・(そういうのがハマる役者ではないと思うので)と気が気じゃなくて話があんまり頭に入ってこなかった・・・。気がついたら六角さんの業界最大手メーカーにコンペで勝ってた・・・。
というわけで尾上菊之助さん。帝国重工を辞めてイモトと共に起業し短期間で急成長を遂げいまでは結構な年商を稼いでる敏腕社長だというのでギラギラしてるキャラなのかと思いきや、落ち着いた感じのキャラで心底安堵いたしました。おそらく理性的・理知的なキャラではあるのでしょうが嫌味な感じはなく、むしろ心根は優しそうな印象を受けるのはわたしの中の菊ちゃんフィルターのせいでしょうか。
(ていうか六角さんのところの製品と佃の製品の「数字」だけを見て比較して六角さんの勝ちだとアッサリ判断してしまうあたり、経営の才覚はあっても技術方面はポンコツということなのか?)
いかにも理系女子っぽいイモトのことを「しまちゃん」だっけ?名字呼び捨てではなくあだ名で呼んでるのもいい感じだし(これイモトじゃなかったら男女の関係の匂いを探してしまうところだけど、イモトをキャスティングしたからにはその線はないってことでその点については気楽に見られそうですw。いやこれで実は菊ちゃんはイモトのことを憎からず思っているけど機械オタクのイモトは全然それに気づかないってな関係性だとしたらクソ萌えるけどw)、EDクレジットで馬場徹くんの名前をみつけて、え!?ばーちょんどこに出てた!?と思って慌てて公式確認したら菊ちゃんの会社の研究員だそうで、島津と絡むことが多そうですが菊ちゃんとばーちょんが言葉を交わすことがあるかもしれないと楽しみ度が一気に上がりいそいそと録画レートをあげました。
あーこれで菊之助さんの一般知名度上がるかなあ?上がるといいなあ!。