『烈車戦隊トッキュウジャー』第32駅「決意」

初回の時点で『実は子供』ってのは予想の1つとしてあったぐらいだからそのこと自体に別段驚きはないけど、どんな仕組みかしらんけど(そこはもう伝家の宝刀「イマジネーション」ってことで納得するわ)ライトたちが大人の身体になった理由が「そのほうが闇への抵抗力あるし戦いやすいから」という大人、いやいい声すぎるウサギ総裁の『都合』って、さすが靖子!・・・って言えばいいのだろうか。
これまで子供よりも大人のほうが闇に耐性があるような描写なんてなかったし、むしろ親が闇に呑まれて子供だけがイマジネーションの力で無事だった話があったような記憶すらあるわけで(あの子らがライトたちと同様の力で闇化から逃れたということだったならば代替要員としてツバつけられてるかもしれないのか・・・?)、そんな設定持ち出されても。
さらに“子供だから”あんまり深く考えなかったってことなんだろうし、なにより思いだすべき記憶がないわけだから恋しがるもなにもないってなことなのでしょうが、これまでさして“いるはずの家族への想い”が描かれていたようにはみえなかったんで、「町を取り戻す」という目的をイコール家族のところへ帰りたいってことだったと変換するとしても、それでもそんなにこう・・・『決意の重さ』は伝わってこなかったかなぁ。かと言って家族の元へ帰れないってことはもう元には戻れないってことなわけで、中身たかだか10歳ぐらいの子供たちがそれでもシャドーから町を人々を護りたいという決意できるほどの何か(成長)がこれまでのライトたちにあったようにも思えないわけで、もはや気持ち入れて見てないわたしなんでついていけてないところはあるのでしょうが、まぁ・・・・・・そんな感じです。
つーかいい声すぎるウサギ総裁まじひでえw。いつまでも秘密にしてはおけないと真実を話したうえで本人たちにこれからどうするのか判断を委ねるってとこだけ見れば悪いトップじゃないんだろうけど、でももう勝手に大人化しちゃったあとなわけで、戦いを続けたら元に戻れなくなる可能性があると予めわかってたんなら「これ以上戦うとヤバイ」ってところまでいく前にいい声でそれ話してやれよとw。