- 作者: 結城充考
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2014/08/25
- メディア: 単行本
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ざっくり要約するとこんな話なんだけど、なんかカッコいい雰囲気はあるけど何が描かれているのかさっぱり・・・。いくら読んでも主人公のジョウの貌が見えてこない。描写が薄いわけではないのにどれだけ読み進めてもジョウに血が通わない。おそらくジョウが抱える痛みであり恐怖であり孤独が読みどころなのでしょうが、文字以上のものはないんだよね。展開を読ませるタイプの作品ならそれでいいかもだけどこれはそうじゃない(と思う)。カッコいいことはカッコイイんだけどなぁ。