『ST 赤と白の捜査ファイル』第1話

主人公二人の距離感というか関係性というか・・・・・・はっきり言っちゃうとホモっぽいところとか、白文字の使い方とか、あとまぁ死体(現場)を一見しての赤城の畳みかけるような早口説明や頭に入ってる地図で逃走ルートを予想するのとか、あまりにも堂々としたSHERLOCKの模倣っぷりに思わず竜也いいの!?ねえ竜也これでいいの!??と問い詰めたくなりましたが(でもシャーロック竜也だと思うとそれはそれで違った景色が見えてきそうではあるんだけどw)(でもここまで赤城と百合根二人をコンビとして前面に出すとそれはもうキャラクター設定があろうがST(チーム)ではなくなってしまうのだけど・・・)、でも竜也かわいい。どこを切り取っても竜也がかわいくて、薬すり替えさせときましたとドヤったものの実はすり替えてませんでしたー!ってな瞬間「あ、これ駄目かも・・・」と頭抱えそうになりましたが、そのあと岡田まにビンタ2発喰らう竜也からの着ぐるみとお別れする竜也で「よしっ!!」と、つまぶの良さを全く出せてない裏番組のことを考えたらガッツポーズだわこれ。
窪田くんも美味しいとこもってきそうだし(SP時と朝ドラ出演中の今とじゃお茶の間の認知度のみならず事務所内での扱われかたも全然違うだろうから今回は黒崎の出番増えるんじゃないかなー。なんならメイン回もあるんじゃないかと!)、ていうか冷静に考えたらボコられる岡田まとそれを見てることしかできない竜也のところに颯爽とバイクで駆けつけ髪かきあげて(!!!)あっという間に犯人取り押さえる窪田くんってテレビの中がミラクル空間すぎるわよね・・・。単なるイケメンってんじゃない、見事なまでにタイプ違いのイケメンパラダイス。
そんな感じでキャスト的には楽しめそうではあるものの、でもなぁ・・・如何せん話(謎解き)がショボくてなぁ・・・・・・。出た瞬間升さんが犯人だと判ってしまうわけでさ、その升さんを天才集団がどう追い詰め罪を認めさせるのかってのが肝だろうに、「渡部」をほんとうは「ワタナベ」なのに「ワタベ」と思ってたってなにそのウッカリミス。いやまぁ「ゾンビパウダー」とか言ってる時点でアレなんだけど。
STメンバーは変人でありながらも各分野のエキスパートというか驚異的才能の持ち主であるわけで、その才能を発揮できるだけの事件でないとただの変人集団になっちゃうんだよね。作りとしては(特に赤城の)変人のほうに重きをおくんだろうけど、そこのバランスは考えて欲しいところ。
・・・でも篤郎と哲司が出てるからそう感じたのかもだけどこれ前クールの親子バディドラマと同じく「キャストはいいのに内容が」って言い続ける羽目になりそうな予感だなぁ。