『ペテロの葬列』第2話

一生くんの橋本がとにかくヤバすぎて落ち着いて見ていられませんっ!!。
原作既読なんで橋本の一挙手一投足ってか視線がやべーのなんのって。
一方妻の親戚の集まりに参加したものの一人だけ庶民で居場所がなくてバスに逃げ込み、ふと窓の外を見たら赤い自転車が目に入った瞬間の孝太郎さん杉村もよかったわー。
善人そうではあるけど頼りなさそうでもある笑みを浮かべた杉村が、バスという一人になれる場所に逃げ込んだ瞬間ふっと表情が消えるんだよね。身の置き所のない男の虚ろさが滲み出てて、妻の親戚との会合というこの場だけのことではなく、菜穂子と結婚することで捨てざるを得なかったもの、結婚したことであらたに背負わなければならなくなったもの、そういうものが杉村の内面でじわじわと蓄積し圧迫している・・・のかなぁと思わせる表情で、いやあ・・・前作からハマリ役だとは思ってたけどハマリ役のレベルが更に上がった感じ。ていうかちゃんと杉村の変化を出せてる。
これ一見何気ないシーンだけどすごく重要で、あとあと効いてくるシーンだけどでも今のところはちょっと印象に残る程度に留めてて、だけどその“印象に残る”ってことがすごく大事で、ここに限らずこの作品はそういうものの積み重ねで出来ていると思うのだけど(それを伏線と言うのでしょうが)、その見せ方であり撮り方がとてもいい。多分宮部みゆきの原作を映像化するにあたり最も難しいのはこういう場面の描き方だと思うのだけど、前作から引き続きなんてことのないシーンの中に登場人物が抱えてる負の感情をほんのちょっと漂わせてて、それが原作の雰囲気のまま映像化できてる理由じゃないかな。


って、http://www.tbs.co.jp/petero2014/report/r08.html
さ、ささささささ最後の1枚・・・・・・・・・・・・・・・・・・っ!!!!!!。