『下町ロケット』第1話

原作未読+WOWOW版も見ていないわたしではありますが、これ半沢演出でないほうがいいんじゃないか?。この作品の本質(だとわたしが思うもの)がこの演出だと伝わらないというか、違うものになってしまうのではないか?という気がするんだけど。いや原作知らないし、そもそもまだ初回なんで本質もなにもないかもですが、半沢が受けたのは内容と演出がマッチしてたからだと思うんですよね。それなのに「池井戸潤原作」ってだけでなんでもかんでも「半沢と同じ演出」にするってのはどうなんだろうなーと。
阿部ちゃんとヤスケンが大福食べるシーンなんかはいいと思ったんだよね。半沢みたいな演出だからこそこういうしっとりしたシーンが引き立つってのはあるかもだけど、こんな過剰な演出ではなく、原作知らないんで具体的にどんな感じとは言えないけどもうちょっと違う、阿部ちゃんに合った演出だったらなーと思う。全部がボーリングのシーンみたいだったらそれはそれで違うって思うかもだけどw。
ていうか半沢→ルーズヴェルト→下町ときて、言い方悪いけどもう適当な駒が残ってないんだか、役者が本業ではない顔が目立ちすぎる。そういう人たちにとって“半沢っぽく”というのはイメージしやすいだろうから、演じる方も演出する方もやりやすい、計算しやすいってことはあるのでしょうが、作品を重ねるごとにはっきり言って劣化してるよね。芸人だからダメと言うつもりはないと予め断ったうえでいいますが、半沢は「演技」だったけどここまでくるともう「模倣」だろうってな人とかいるもん。なによりこの中から第二の滝藤賢一を世に送り出そうという意気込みが全く感じられない。ドラマ好きの端くれとして初回で一番引っ掛かったというか気に入らなかったのはここです。あえて二番煎じ三番煎じをやるんだったら第二第三の滝藤賢一(あとまぁ愛之助)を生み出せよと。それがひいてはドラマの活性化に繋がるんだとわたしは思うんだけど!。
それはそうとして、木下ほうか→吉川晃司→新井浩文 のこのライン、加えてなんか悪だくみしてる橋本さとし(役職がわかんなかったんだけどこの人なんの仕事をしてる人なんだ?)って、どう見てもカタギの会社じゃねー感が凄まじいのですがw。実験失敗の理由が解ったと聞いて駆けつける吉川晃司のスタイリッシュ走りとかなんだよこれw。こんな大企業の部長(サラリーマン)いねーよw。
ていうか新井くんの部下で倫也くんが出てるってまじか!?わたし全然気づかなかった・・・と思って慌てて公式確認したら、確かに赤ヘル被った倫也くんがいて、それどころか佃のほうには阿部進之介インパクターロギア)・竹内涼真仮面ライダードライブ)・佐野岳仮面ライダー鎧武)がいたんだけど・・・・・・・。おまけに山崎育三郎まで・・・・・・・・。
わ、わたし全く気付きませんでした。ちゃんと見てなかったのバレバレですよね。おめーにキャスティングに文句つける資格なんざねーってな話ですよね。すいません前言撤回します!赤ヘル倫也くんと佃四人衆目当てで全力視聴体勢に入りますっ!!。