
- 作者: 誉田哲也
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2014/04/18
- メディア: 単行本
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でも・・・でも結末が投げっぱなしなんだよなぁ・・・・・・。別に真相解明とかそういう意味での“解決”を求めてるわけじゃないしこの作品が描いているものは事件そのものではなく陳腐な表現をするならば“悪意の連鎖”だと思うんで、含みのある終わり方をするのはいいんですよ。でもこれ連鎖のルートとして複数候補を残したにしちゃ散漫すぎる。現実でもそれぞれの事件がちゃんと解明されたのかわかんないわけで、それでも一般大衆にとっては“過去”になってるわけで、そういう(一般大衆の)興味の持続性も踏まえてのこのラスト・・・なのかもだけど。