- 作者: 誉田哲也
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2013/07/16
- メディア: 単行本
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超能力が社会的に認められるようになりつつある世界で、舞台となる事務所に所属するのは事務・経理を担当するおばちゃん以外は全員超能力者という設定なのですが、認められつつあるといってもやはりマイノリティであることは間違いなくそれぞれ悩んだり苦しんだりして生きてきたわけですよね。それを章ごとに各人の視点として描いているのですが、男はわりとどうでもいいってか(笑)、しょうもない悩みなのに対して女性はそれぞれ結構ハードな人生を送ってて、そして全員増山さんに惚れてるところが誉田さんらしいなと(笑)。
これ深夜の30分枠でドラマ化してほしいなー。ていうかすると思う。増山さんは椎名桔平のイメージなんだけど、ちょっと年齢が合わないかなぁ。事務の朋江さんは絶対渡辺えりさん!(深夜ドラマには出てくれないでしょうが)。