『獣電戦隊 キョウリュウジャー』ブレイブ31「バーカンス!えいえんのホリデー」

ノッさんだけがホリデー人間化を逃れる経緯(前フリ)はちゃんとしてたし、理由(仕組み)も子供でも理解できるレベルで納得だし、ホリデー人間と正気の人間を混在させることで前者からは喜びの感情、後者からは怒りの感情を同時にゲットできるという一挙両得作戦も考えたなと思ったし、『秋祭り』というキーワードから妹が兄こそが「ブルーさん」「青い人」であると気付き、でもそれを兄には伝えず「あおいひと」と声を出さずに呼びかけつつタオルケットかけてあげることで感謝の気持ちを見せる(視聴者は妹が兄=戦隊のブルーだと知ったと解る)というオチも悪くなかったと思うのに、イマイチな気がするのはなんでなんだろ?。ホリデーモードになった途端にあたまちょんまげにしちゃうソウジを見せてくれなかったことだけが、「ナンパなる遊び」を実際の行動でもって教えるイアンと“なんと!・・・これは遊びなのでござりますか?”とか言いつつ速攻でナンパ成功させるウッチーを見せてくれなかったことだけが、その理由じゃないと思うのよね・・・。
ノッさんの背後でだらだら踊りながら「なかなか変身しないねー(ヘラヘラ)」「ブレイブ入れてないしねー(ヘラヘラ)」とか言い合ってるアミィとソウジを見てホリデー人間にさせられてしまったことで『ブレイブ入れてないから変身できない』という状況が生まれたことに感心したんだけど(初めて「ブレイブ」の使い方として理解出来る描写を見た!!とw)、一人戦うノッさんのところへ変身状態で駆けつけたことでそれぶち壊しとかねぇ・・・・・・。目の前にデーボス軍がいるのに変身できなかったアミィとソウジがなぜあの流れで変身状態で駆けつけられたのかと。・・・ああ、キングさんと一緒だからですか?ってついついそういう目で見ちゃうわけでさ(でもキングさんマスクの下でサングラスかけてはりましたけど^^)、なんでこここういう演出にしたんだろ?。兄妹揃って怪力であることが発覚した優子さんの樽ぶん投げが対生身のキングだと問題があるから?。
てかここ、樽ぶち当てられ優子さんから「戦隊」という言葉とともに青い何かを注入されたキングが我に返った瞬間、グリーンも首から下げてるレイをつまみ上げて「これなんだ?」的な動きをしてたから全員正気に戻るのかと思いきや、何事もなかったかのごとくまた踊りだしたのは何だったのかと。
この作品って最初からよくも悪くも雑な演出が多いんだけど、当初はそれが勢いに見えてたけど最近は粗にしか見えなくなってきた・・・・・・。
ホリデーモードのソウジやウッチーは明らかにアレなのに対し多少口調がだらしなくなってるぐらいでそんなに普段と変わらないイアンにはときめいたけどー。


ぽけーっとした顔でEDダンス踊る高杉くんが可愛かったのですが、このフルVerは鎧武の円盤1巻に特典として収録されるんですよねっ!?ですよねっ!???。