『獣電戦隊 キョウリュウジャー』ブレイブ47「だいはんげき!さいだいさいごのブレイブ」

最後の最期までトリン(とダンテツ)はキングたちに作戦・情報を伝えなかったね。デーボス軍を騙すために身内であるキングたちにも伝えることをしなかったってのはまぁ一理あるとは思うけど、でもこれまでにも「早く言えよ!」「説明しとけよ!」ってことが何回もあったせいで最後までおまえらはそれか・・・感は否めず。
獣電竜に認められなければなれない戦士のはずなのに縁故採用(にしか見えない)の「後釜」でいいんだ・・・ていうか10人勢揃いの画が欲しかったんだろうけど、でも優子さんもシンヤさんも初めての戦いがいきなりボス戦ってのはさすがにキツイってか気の毒すぎるんで、この様子だと街中(世界中なんだろうけど街中ってことで・・・)にもゾーリ魔がワラワラ現れ人々を襲おうとしてるんだろうから二人(と弥生)は街の人々を守り安全なところへ誘導する任務ってことにすればいいのにとか思ったり。ラミレスと鉄砕がトリンと共に戦うべく地獄に行くってのは解る。だけどそのためにわざわざ素人の二人に「引き継ぎ」をする作戦上の理由・必要性が弱いよなーと。だからいまいち燃えない。最終回はどうせ地球の人々のメロディーが云々って話になるんだろうから、その時優子さんとシンヤさんがみんなのメロディーをキング君たちに届けるのよ!ってなことでよくねーか?と。
とはいえ自宅に押しかけてきたゾーリ魔を撃つ優子さんの目がさすがの迫力だったし、少なくとも優子さんは初陣がラスボス戦でもなんの不安もないんですけども(笑)。それを言うなら生身最強であろうジェントルこそ変身させるべきだろうってな話なんですけども(笑)。


とまぁなんかいろいろとありましたが、ええ、わたしにとってはもうコレが全てですよ。


氷結城への道にうじゃうじゃといるゾーリ魔に「とことん邪魔する気だな。よーし」と蹴散らす気マンマンのキングを片手で止め一歩前に出て
「来い(指パチン)フェザーエッジ!!」
どこからともなくすごい勢いで水平に飛んできたトリンから譲りうけた剣を左手でガシっとキャッチし、そのままの勢いで剣を振り下ろしつつ右手で自分のガブリボルバーを「出番だ」と言いつつ手の中でクルっと回して横に並んだイアンに差し出し
「わかってるよね、イアン」
とソウジ
「おう。言われるまでもねえ」
ソウジのガブリボルバーと自分のガブリボルバーを両手にクルッと回して肩に担ぐイアン
「俺はトリンから、この剣の未来を託されたんだ。誰一人ここから追わせない!」
「ディノチェイサーで突破してそのまま城へ突っ込め!」
そんな二人の気迫と覚悟に「ああ・・・信じてるぜ、二人とも」と気圧されたように言うしかないキング
「ああ、んなことはわかってる。いくか」
ガブリボルバーを握った手で軽く、飄々としたいつもの口調でそういいつつソウジをポンポンっと二度叩いたイアンに「ああ」と応えるソウジ
言われた通り突っ走るキングの背を押すように「行け!!」と叫んだソウジとイアンは二人が城へ向かったのを確認し、大量の敵に囲まれながら背中合わせに


「今のうちに言っておきたいことがある」
「なんだ、イアン」
「お前は驚くほど強くなった。最後が一緒で嬉しいぜ、ソウジ」



きたこれえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!
「んなことはわかってる、いくか」のあとに「ソウジ」って続くと思ってたからそこで一度わたしの興奮頂点になってw、でもそこじゃなくって、じゃあいつ言うの!?って混乱しかけたところで背中合わせになって!そんでもってのソウジ呼びですよ。もうリアルにウヒャオオウウウウウウエエエエ!みたいな悲鳴でたw。わざわざ背中合わせにしてこれを言わせるとかわかりすぎててもう全力で漏らすしか!。
ていうかちょっと照れたように笑うイアンに一瞬びっくりした顔を見せそのあとフッと笑うソウジってのがさぁ・・・・・・ソウジに余計なこと言わせず笑みで応えさせるってのがマジわかりすぎてて興奮のあまり死にたくなったw。
そんでトドメは横にならんで剣と銃を握った腕をぶつけ合うイアンとソウジな。あうんの呼吸な。そこからの二丁拳銃&二刀流での素面名乗りな。
これだけ散々『俺達は戦隊だ』と言ってきたのに最後はみんなのブレイブを注入された電池使ってキング一人でどうにかしちゃいそうだけど、ずっとずっと楽しみにしてた(それのみが視聴モチベだったと言っても過言ではない)『ソウジ呼び』が期待以上の超満足展開だったんでもういい(笑)。この記憶を上書きしたくない(笑)。


それからウッチー。予告にいたけど、あれがどういうことなのかわかんないけど、幹部二人相手にあの状態から目を覚まされてもそれはそれでちょっと・・・ロマン的に?がっかりな気がしなくもないし、そもそもウッチーは400年前(だっけ?)の人なわけで、ドゴルドとの決着をつけここで土に還る・・・ってほうが“正しい”んじゃないかなーと。
つーか今回の拙者一人に任せてくれのくだりからドゴルドとの共闘から最期の瞬間までずっとぜんぶ丸山くんすっごい良かったわー。それなりに丸山くんを見続けてきたけど、今回の空蝉丸は丸山くん史上最高の出来と言える。こんな丸山くんを見ることができてすっごく嬉しい。