『獣電戦隊 キョウリュウジャー』ブレイブ43「たましいのつるぎ!うなれストレイザー」

予告で見たときはカリスマデザイナーだかなんだか知らんけど息子になんて恰好させてんだよカーチャン!と思ったんだけど、本編見たらソウジの・・・あれ何系って言うの?好みのセンスかどうかは別として思いのほか似合ってて、ていうか普段の制服(緑)よりも赤パンツのほうがずっと似合ってて、そこらへんはさすがカリスマ(笑)と言っておこう。
で、その母親だけど、確か当初ソウジは父親に反発してて、その理由は「お前のせいで母さんは出て行った」ってな話だったような記憶があるんだけど、その言い分と代々剣の道を追求する家系であることや父親の性質なんかを合わせて想像するに母親は常に耐え忍ぶタイプの大人しいひとで、剣のことしか考えず家庭を顧みないうえに厳格と言えば聞こえはいいけど妻に対し優しい言葉一つかけてやることをしない夫との暮らしに疲れ果てて家を出るしかなかった・・・的な?そんな感じの経緯を想像してたんだけど、大人しいどころかブランド立ち上げバリバリ会社経営し、息子の友人の前でメロンソーダ1杯に札束ドン!し、一応その道のプロであろう父親はソウジがやってることを“うっすら”程度しか理解してなかったのに対しソウちゃんが「戦隊」に参加してることに加え責任者と言われ俺だと答えたキングに「あなたはリーダーであって責任者ではないでしょ」とその内情までしっかり把握してるってんで想像の真逆をいくタイプでなんだかなーとw。
離婚したあとでこういう人間になったというか、いつか息子を取り戻すという思いを原動力として頑張った結果の今であるってなことかもだけど、でもそれにしちゃあ夫婦のいがみ合いに“相変わらず感”があったし、だからやっぱり昔からこういうタイプの妻だった、ということだと思うの。つまり離婚の原因は「性格の不一致」だよねと(笑)。
ていうかソウジは自ら父親を選んだんじゃん。父親のせいで出て行かざるを得なかった母親に置いて行かれた=捨てられた みたいな感じだったけど、自分から泣いて謝る父ちゃん可哀想><って抱きしめてやるような子供だったんじゃん。なんでこんな肝心で重要なことを忘れてんだっての(笑)。
そんでもって一番「ハァ?」って思ったのは『獣電戦隊を作った責任者』として登場したトリン改め鳥居が「どんなことがあっても親を嫌いだと言ってはならない」とソウジに説教し、そして「男子にとって父は超える目標であり、母は理想の異性なのだ」といういつの時代だよ論でもって両親を諭すってな展開な(笑)。
産みの親&実の兄と骨肉の争い繰りひろげてる最中の奴が親子について語ってんじゃねええええええええええええええええええええええええええよ!!!(笑)。
ていうか「母は理想の異性」って表現がなんかちょっと気持ち悪いです。「異性」って鳥居さん・・・。
あ、幻術ってぐらいだからどうとでもなるだろうになんであんな眼鏡のオッサンにしたんだ鉄斎!ってことについてはノーコメントで(笑)。
でもそういう意味ではトリン→キョウリュウシルバーにはやや違和感を覚えるのが(体型的にw)鳥居→キョウリュウシルバーだとすんなり受け入れられるわけで、今回わざわざ人間態になったのはソウジの両親と会うためなのでそこいらへんちゃんと考えてのことというか、鉄斎なりの配慮、ってことで納得しよう!(笑)。


つーかあと一つ精神的な何かが足りず完成させられなかった禁断の技を生身+木刀で繰り出しちゃったソウジではありましたが、でももう、恐らくもう二度とトリニティストレイザーを披露することはないんだろうなぁ・・・・・・。だってこれやっちゃうとキングさん活躍できないもんね・・・・・・。
あーでもイアンが「もうボーイは卒業だな」(脳内変換w)って言ったのを拾うとしたら、もう一度トリニティストレイザーを出すときこそが「ソウジ!」呼びのタイミングになるかもなー。てかソウジだけがデーボス軍と個人的な因縁がないわけで、でもトリンとは『剣技の伝承』という極太極上の縁があるわけで、ソウジとソウジの両親への言葉が今後の展開、親であり兄であるデーボス=カオス様との“決着”の前フリであるのならば、ソウジと相対するのはトリンということになるかもだよね。あらやだちょっとテンション上がってきた!w。


それはそうとして、源流さんの「ウッチー君」呼び&ウッチーの「お父上」呼びに特別の意味があるのか、わたし気になりますっ!。