『獣電戦隊 キョウリュウジャー』ブレイブファイナル「だいばくはつ!さよならキョウリュウジャー」

最終回でほぼ変身せず手を繋いでOPを歌うってのは予想できなかったわw。まさか地球の真のメロディーが「俺たちは無敵のスーパースター」だなんてw。
街に出現したゾーリ魔対応を優子さんとシンヤさんに頼むのはいいけどなぜか変身しないで(じゃあなんのために後釜になったのかと)戦ってることや、トリンがあれだけの覚悟を持って命と引き換えに地獄へ向かったってのにラッキューロが「実は行き来できるアイテムもってました〜!」ってこととか(わざわざトリンを地獄に行かせ、カオスもまた最終的に地獄へ行ったのならばそこは「兄弟対決」にしてくれたらいいのに。今際の言葉が偽弟作っちゃうぐらい執着してたはずなのトリンに対してではなくキャンデリラについてってそれ違うでしょー)、首傾げちゃう展開はあったけど、その歌聞いて?うっちーが蘇生するとかいやもうここまでいくと笑うしかなかったわw。
キング一人でどうにかしちゃうんだろうなーってのは予告の時点で見えてたし、わたしはあんまりそういう展開好きじゃないんで終わりよければすべてよしってなことにはならなそうだなーってな覚悟はしてたけど、まさかここまでレッドオンステージになるとは思わなかった。最終的にフィニッシュ決めるのがレッドなのはいいよ。そのために仲間が持てる力をぜんぶレッドに託すのも燃え展開ですよ。だけど仲間がその場にすらいないってのはさぁ・・・ただ手繋いで(素面で)歌ってるだけってのはさぁ・・・・・・それが「荒れるぜ 止めてみな!」を決め台詞にする『戦隊』のすることか?。
つーかそのため(キング一人で倒させる)のバランス調整か、『デーボスも実は誰かに造られた存在でした』ってなにそれ。そんで「そのうちブッ飛ばしに宇宙行こうぜ」ってなにそれ今行けよすぐ行けよと(Vシネ用の種まきであることはわかってます)。
キングは「主人公」としては魅力的かもしれないけれど、「戦隊のレッド」としてはそうではなかった。わたしにとっては。
ていうか、わたしキング好きじゃなくてほんとうによかった・・・w。もしキング好きだったとして、ラスト3話ぐらいでキングにとっては性別を超えた友情のようなものだと思ってたアミィへの感情がマジ恋だったとか処理できる自信がないもんw。アミィさんが1年の積み重ねを経てキングを射止めたってのはいいとしてもキング→アミィが「そういう感情」だったの!?って。
(でも(ウッチーがその場にいないことなど全く頭にない状態で・・・)キングキングと泣いてるアミィに「(キングは)アミィさんを守りたかったんだよ。世界よりちょっと先に」って、ソウジはいつからこんなことを言える男になったのかと!!トリンに認められイアンに認められたことで男として剝けまくりのソウジとか!!とか!!!)
ていうかなんかキングが雄雄しい(「おおしい」ではなく「オスオスしい」と読んでくださいw)せいでこいつらこの後(直後ではなくこれから先という意味で)あんなことやこんなことすんだろうなーとか思えてしまってちょっと気持ち悪かったですw
でもキングがダンテツによって作られたようにキングもまた次世代のキングを作ることを求められているというか、「地球の王」としてお世継ぎを作るというミッションを潜在的に与えられているんだろうから(だからうっちーのキング=殿という要素を入れたのか)、つまりアミィ正室で弥生とミーコは側室的な、そう考えるとわたし納得ですw。


確か初回の印象でもそう感じた記憶があるんだけど、キョウリュウジャーはわたしにはちょっとまぶしすぎた。みんな人間として屈託がなさすぎて、わたしなんぞが応援する余地がないというか、まぁ・・・そんな感じでした。