- 作者: 知念実希人
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2013/07/22
- メディア: 単行本
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「狐憑き」と忌み嫌われ村八分にされている親子のプロローグと本編で描かれている大学病院の教授選に関わると思われる連続殺人事件がどう交わる(結びつく)のだろうかと読み進めたのですが、現役医師という著者の経歴からしてそういうことだろうなと思った通りの展開ではあったものの動機が理解できなさすぎてポカーン。いや、言ってることは解るんだけど目的と手段と結果のバランスが取れてないだろうってかもうキチガイ論理すぎて・・・。罰の与え方も自己中心的すぎるし。これ医者的思考なのかなぁ?。
あとまぁちゃんと作中で理由付けがされてはいるものの、主人公の行動(チンピラを叩きのめしたり何日も休みとって調査活動したり)が“医者”という属性からするとちょっと出来すぎかなーという気もした。