- 作者: 水生大海
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2012/09/12
- メディア: 文庫
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現在と過去を行き来しつつ「4年前に死んだのは誰か。殺したのは誰か」を描いたミステリーとしては、死んだのは誰かが分かればその瞬間犯人の目星もついてしまうし(理論的にではなく直観的に)、動機もそういうことだろうと見当がついちゃうのでそこにさしたる謎があるようには読めなかったのですが、明かされた“トリック”にはちょっと驚いた。だってトリックとか気にして読んでなかったから(笑)。ていうかこれちょっと試してみたいわー。
一番驚いたのは4人のうち一人の“現在”でした。前フリ的な描写はあったけど、おまえガチだったんかい!!って。