『BOSS』Case7「かなりヤバい事件」

革ジャンやべー(笑)。どっからどう見ても今の野立の方がカッコイイはずなのにどっち選ぶ?って聞かれたら多分革ジャンを選んでしまいそうな気がする(笑)。
あと「バンバン」って爆破音を録音する田中圭くんを想像するとすこぶるときめいた(笑)。
でも待ち合わせ場所の隙間にすっぽり収まるようにして正座で待つイケメンはねーよ(笑)。不器用どころかむしろ器用だろ(笑)。
エピソードゼロってか、落ちこぼれやはみだし者の寄せ集めかと思われていた対策室メンバーが選ばれた“理由”がわかったことは良かったし、展開もノリも2期の中では最も1期のソレに近かったと思うんでそこそこ面白くは見れたけど、でもやっぱり事件描写の適当さに引っかかってしまうなぁ。1期っぽかったから比較するけど、1期も内容ってかレベルは今回と大差ないと思うんだよね。でも楽しかった・・・というより事件のクオリティなんざどうでもいいと思わせるだけのノリってか勢いがあったように思うのね。だけど2期はこのドラマに措いてはそこいらへんはどうでもいいじゃん?そういうドラマじゃないんだからさ、と分かっていながらもでもイチャモンつけたくなってしまうのよー。この違いはなんなんだ!?。
今回理解できなかったのは、この立てこもり事件からの爆破事件って、警視庁(対策室)ファン感謝デー当日、それも午前中の出来事なんだよね?それは間違ってないですよね?。で、花形の母ちゃん息子の先導で警視庁見学してたじゃん?。で、花形が母ちゃんグループと別れて(見送って)対策室に戻ってきたら田中圭くんが取調室に立てこもってたってな流れのように見えたんだけど、その後田中圭くんがタイムリミットとして想定してたのってお昼の12時だったよね?。つまり今回の話はたった半日の出来事、ということになると思うのですが、えーっと、普通に考えて警視庁ファン感謝デーの開始時間は9時ぐらいだと思うのよ。さすがに朝の6時とかからはやらんだろうと。で、母ちゃんたちは9時のオープンとともに警視庁入りしたとして、息子に職場を案内してもらってその後12時前にはもう弁当屋の仕事についてたってこと?。さすがにそれは忙しなさすぎだろうと思うの。別にそんなこと本筋には関係ないんだからどうでもよくね?とは思うけど、関係ないんだったらなにも半日の出来事なんかにしなくてもよくね?とも思うの。例えばファン感終了が17時だとして、ようやく無事に終わると思ったら立てこもり事件が発生でも問題ないよね?それだったら花形母ちゃんは午前中息子に職場案内してもらって友人とランチでもして夕方から仕事に出たんだろうなぁってすんなり思えるじゃん。繰り返すけど花形母ちゃんの動きなんてBOSSというドラマの本筋には絡まないどうだっていいことなんだけどさ、それにしたってなぜこうわざわざ引っかかるような設定にするのかと。ボスか対策室の誰かに午後予定があるからそれまでに解決しなくちゃならない的な縛りがあるならわかるけど、そうじゃないならそれはつまり“適当”ってことじゃないのかと。
そんな感じだから、メインの田中圭くんと花形の関係、花形に対する田中圭くんの屈折した想いに関してもどうも軽く思えてしまったんだよね。警察っていろんな職種の中でも特に“同期”の繋がり(横の繋がり)が強いってのは知る人ぞ知る“常識”なわけで、中でも言葉を交わしたことがあり名前を聞いて「警察学校でトップだった!?」とすぐ記憶が甦ったぐらいだから花形と田中圭くんはまさに『同期の仲間』だったと思うのよ。実際田中圭くんは現場ですれ違った刑事を見てすぐ花形だって分かり一瞬嬉しそうな顔したわけだし。なのに花形は(そんなに変わったようには見えませんでしたが)姿が変わってしまったとはいえしばらく会話してすらいたのに全く思い出す素振りがなかった。横の繋がりが強いってことは動向ぐらいは耳に入るだろうに同期でトップだったやつが苛められ心を病んでしまったことも、その結果犯罪を犯し懲戒免職になったことも記憶にすら留めてなかった(っぽい)。
・・・って、さすがにそれはどうよ花形!?と思うわー。悪戯レベルではなく本当に花形母を殺そうとした時点で同情の余地はないものの、“こんなヤツ”が刑事に、それも鳴り物入りで作られた対策室所属になれるなんておかしいと思っても仕方ないかなーって気になっちゃうもん。まぁそれは単純に田中圭くんとミゾバタの演技力の差によるところもあるだろうけどさ(笑)、だからボスがこんなやつに頭下げる必要ない!そんなことするぐらいだったら死んだほうがマシだ!と啖呵切ってたのもそれ自体はカッコイイけどでも忘れてたことは謝まったれやと思ったし。
今回の見所は“対策室ができるまで”であって、やまむーのバツ2・・・はともかく(笑)岩井の殴打事件の真相が明らかになったことでみんなそれぞれ理由や事情があってはみ出してたんだってことが改めて示されたってことだったと思うのね。それはよかったんだ。その中で花形はというと「母ちゃん想い」=純粋で優しい子だと描かれていたようにわたしには見えました。なのに田中圭くんのことは忘れてたのかよと。苦しんでる同期に手を差し伸べることもせずに「やる気元気花形!」とか言ってたんかよと。メインの見所にまでケチつけたくなっちゃうわけですよ。これ花形が田中圭くんの素性に気付くんじゃダメだったのかなぁ。最初は分からなかったけど声とか話し方に覚えがあってそのうち「お前、もしかして小暮(だっけ?)じゃないか?」と気付くってほうが花形の“良さ”を引き出せたと思うんだけどなぁ。メインなのにこの扱い、それこそが花形!ってことなのかもですが^^。
ま、花形なんでどうでもいいし(といいつつこんだけ書いてる時点で説得力皆無w)、田中圭くんは美味しい役どころだったんでそれだけで満足ですけどね(笑)。


で、野立とボスの間にあるのは純粋なる(男)同士としての感情だとばかり思ってたのに、あの屋上での「もう銃撃つなよ」はプププププププロポーズするつもりだった・・・のかっ!?。ボスではなく絵里子もそれを分かっててその答えとしてはぐらかしたってことなんですかっ!?!?。うーむ・・・むしろ絵里子とそういう過去がるのはピーピーが良かったのにぃー。
ってピーピーなにしてんだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!。