『くるり~誰が私と恋をした?~』最終話

一応見てました。本当の私探しとか指輪の相手探しに興味はないんだけど、三人の男たちがちょいちょい不穏な感じを出すもんだから「まことが記憶を失うことになった転落事故の真相」が気になって。

で、最終回でついに明かされたその真相とは「朝日が陰キャだったから」でしたw。
いやさあ・・・朝日くんさあ・・・・・・どんな人生を送ってきたらその顔で陰キャになるんだよ・・・・・・。

と思ったけど、直後に思い出した。この顔を利用され合コンのつり餌にされていた過去を。
せやな・・・そんな扱いされてたら陰キャにもなるわな・・・・・・。

真相がわかってみれば、事件ではなく事故だったし救急車もちゃんと呼んだしそのことについて朝日を責めるのは酷だけど、でも自分のせいで緒方が転落してしまったというのにそれを隠して告白する神経はわからん。
どの面下げて緒方に「気を抜かないで」的なことを言ってたんだオメエ?とは思うけど、それでも心の拠り所である「カップ麺の思い出」が緒方にとっては記憶に残ることのない取るに足らない「日常の一コマ」でしかなかったと知った朝日はさすがに気の毒であった・・・。


タイミング的には活動休止を挟んで、ということになると思うんだけど、最近の神尾くんは負のオーラじゃないけどじめっとした雰囲気を纏ってしまっていることが気がかりになってきた。


記憶を失ったまことに、朝日は「一番仲のいい同僚だった」と嘘をつき、律は「初対面で一目ぼれ」と嘘をつき、公太郎は「元カレ」だと嘘をついた。
律と朝日の嘘はまことが記憶を失ったことをいいことに、以前の関係性を書き換える「自分に都合のいい嘘」だけど、公太郎のそれは「まことを守るための嘘」だった。

もうこの時点で勝負ついてたんだよね。
神尾楓珠と宮世琉弥という20代前半世代のトップを走る二人が当て馬にすらならない30代後半既婚者・瀬戸康史の「ヒロインの相手力」を改めて思い知った三ヵ月でした。


しかしまことは記憶を失ってもやっぱり公太郎を好きになった、以前の自分と今の自分がどう違ってどう変わっても公太郎さんへの想いは変わらなかった
ゴードンは記憶が戻るとともにアリスへの気持ちも思い出し、やっぱり好きだとなった(こっちも最後まで見ちゃったw)

ときたら記憶喪失前と後で別の女を好きになってるコウタロウはどうするどうなるんだろう。なんだなんだで記憶喪失祭りを楽しんでるわたしがいますw。