『95』

わたしこの原作を結構前に読んだ記憶があるんだけど、なんか違和感あるなと思いつつ、初回は中川大志の圧勝であった。

で、見終わったあと感想書いてないかな?と思って検索したら、書いてた!でかしたわたし!。
37歳のQが母校の生徒の取材を受けるという設定と書いてあって、わたしの違和感の正体が判明してスッキリですわ。
原作が発表されたのは2015年と今から10年近く前で、今の秋久の年齢を30代から40代に上げて、秋久に話を聞く人物もプロのライターにしたのは1995年の渋谷を舞台にした10年前の小説を「今」ドラマにするためには必要な調整ってとこか。

とはいえ内容としてはほぼほぼ覚えてないんで、読み返したりはせずドラマとして楽しむつもりなんだけど、繰り返すけど中川大志が全部もっていった初回であった。
ついこのまえまでは意識高い系チョコ屋で酒に激弱ハイネック専務やってたってのに、90年代のイキリ高校生がドンピシャでハマる中川大志のふり幅たるや!(まあそれは犬飼くんとメンディーという到底高校生には見えない二人が横にいるからってところはあるけどもw)
しかも今期は加藤拓也が全話脚本・監督を務めるドラマでも主役をやるんだよね?マジで中川大志無双状態じゃないか。

中川くんを筆頭に総合力が高いキャストが揃ってるし、初回の陰キャなQとオッサンになった秋久はちゃんと繋がっているように感じられるんで、今後に期待。