『仮面ライダービルド』第6話「怒りのムーンサルト」

私欲のために戦兎の正義を踏みにじり立弥を再スマッシュ化させた万丈をどうフォローするのか、それが序盤における一つの山になるのではないか?とか思ってたんだけど、


「前に聞いたよな、自分の記憶と人助けのビルドどっちが大事か。迷わずビルドって答えたお前に生まれて初めて嫉妬したよ。こいつには勝てねえって。今のお前はどうなんだよ?自分の記憶とビルド、どっちが大事なんだよ」
「・・・決まってんだろビルドだよ」
「上等だ」
「足引っ張んじゃねーぞ」
「それはこっちのセリフだ」


はいキター!なんだかわかんないけど勢いで良い感じに(改めて)ベストマッチしちゃったー!!(笑)。
いやあ、自分の記憶とビルドとどっちが大事だと問われビルドに決まってんだろと即答した戦兎を「かっけえ!!」と思った記憶はありますが、その記憶が鮮明なうちに今度は暴走寸前の戦兎を正気に戻すために再度「今のお前はどうなんだ?」と万丈に問わせるとか、いやはや上手い&面白すぎてどうしよう!!。名前呼びイベントもあったような気がするけど、↑この流れのあとでは霞むわっ!!(名前イベント的には戦兎の「龍我」呼びのほうがトキメキ度は俄然高そう)。
と言いたいところですが、えーっと、万丈彼女の前例があることだし立弥の言ったことには偽りもしくは隠し事があるのではないか?と思った通り“新薬実験として向かった先は葛城巧のマンションであり、それは万丈よりも前のことだった”という新事実が明らかになって「俺が葛城を殺した・・・?」で次回へ続く・・・って、えーーーーーーーーっと、これはもう戦兎=佐藤太郎として物語は進む・・・・・・ということなんですか?。ツナ義ーズなどというヘンテコバンドをやってたどころか「夜は焼き肉っしょー!」とかなんとか海老反りで叫んじゃうようなノリの兄ちゃんだった(元々はそんな奴)ってことで確定しちゃった・・・・・・・・・ということなんですか??。
だからそんなのいーーーやーーーーーだーーーーーーーーーー!!!実は万丈よりもバカ(そう)な佐藤太郎だなんていーーーーーーーやーーーーーーーーーーーーだーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!。
そもそも新薬のバイトに行ったのは金がない立弥のためってな話だったよね?。立弥が行かずにアニキが行くことになった背景には当然何者かの意図があるとして、立弥にその認識があったのかはわかんないけどとにかくアニキは「立弥のために」バイトに行こうとしてたわけだから少なくとも仲間想いではあるのでしょうが、金がないからバイトに行くのに「夜は焼肉」なんてバカの発想で、戦兎の中身がこんなんとかほんとにやだよー!バカだけど悪い人間じゃないっぽいし佐藤太郎自体は嫌いじゃないむしろ好きかも・・・ではあるんだけど、『桐生戦兎の中身』として考えるとどうしても拒絶反応が抑えられない。
今回心底いいなーと思ったのって記憶喪失である戦兎が自分が何者なのかわからず不安と孤独を抱えているがゆえに理想の自分になろうとしてて、人々を助け感謝されることで自分自身を肯定しようとしてるんだってなマスターの見解なんだけど、夜は焼肉っしょが記憶失ったからってそんな考え方をする人間になるか!?と、火星パワーの影響で好戦的になりましたなんてレベルの変化じゃねーだろよこれ。
誰でも仮面ライダーになれるわけではなく、戦兎と万丈は共に人間をスマッシュ化させるガスを注入されたもののスマッシュ化しなかったレアケースで、じゃあそれが仮面ライダーになるための条件かというと万丈が(現時点では)変身できなかったからそうではない(のかもしれない)とか、幻徳はファウストと通じていて、戦兎が仮面ライダーであることも掴んだうえで何らかの目的のために意図的に情報を流してるようだとか、ていうかもう幻徳がローグさんで決まりですよねとか、健康状態とかガスの注入量とかあるんだろうけどスマッシュ化された人間の救出後の状態に違いがありすぎるのは単なるご都合展開なのかそれともちゃんと理由があるのかとか、「危険分子」発言の意味とか、あと解毒能力持ちとか有能なのはいいけどドラゴンさんうるさくねえ!?(笑)とか、今回だけでも考えたいことはいっぱいあるっぽいのに『桐生戦兎=佐藤太郎』で確定しつつあることで頭いっぱい・・・。