『季節のない街』最終話

住めば都とは言うけれど、でもやっぱり「仮設」に住み続けることはできない、というかそれをあらゆる意味で良しとしてはいけないと思うんで「終わり」はくる。
そこは仕方がないとして、大人が暴れ子供が立てこもり(あの漫画みたいな大玉どこにあったんだよw)、最後は住民みんなでゲラゲラ笑う狂乱の「終わり」は宮藤官九郎ならではだな。すごいや。
切ないけど笑える、笑うしかない、そうやって生きていくしかないんだよな。

そこでどんな人たちが暮らしどんな想いで「最後に大暴れ」したのかわかってるからマジ切ない・・・となってるけど、でもなにも知らずに令和のスラム街としてワイドショーで流れてる映像を見たら「やだ怖い避難所マジやばい」と思ってしまう、というかそうとしか思わないだろうけど。

仮設に居たことを周囲には言わず街ですれ違ってもお互い知らないフリをする「今」だけど、メッセージを書いた大漁旗をみんな今も身に着けてて半泣きになってたら(半助はさすがにどうかと思ったけどw)、カッちゃんがショップスタッフになってて目が点。
え?これもしかしてオカベと別れてね??。