『滅相も無い』第7話

もっとも楽しみにしていた中嶋朋子の井口回でしたが、期待通りの面白さだった。
上白石萌歌の松岡回で「知らない人が話す知らない人の話ほどつまんないものはない」という感想を書いた覚えがありますが、それで言うと井口の話は知らないおばさんと知らない行方不明の彼氏の話なのでこれまたつまらんとなりそうなものなのに、めちゃめちゃ面白かったわ。

おばさんの動向・反応にハラハラし、ミキくんだったか失踪扱いの彼氏はどういう事情・オチになるのかと思ったら姿を見せなかったのは少年院に入ってたからで久々に連絡してきたのは後輩使って探り入れてんのがウザかったからという斜め上のソレで笑った。

松岡回と違ってこれだけ面白かったのは井口という女のキャラクター性だろうな。

おばちゃんへの興味も他人に彼氏の事情を探らせる(それを止めない)ことも「好奇心旺盛」の一言で片付ける、片付けていいと思ってて、その傲慢さをどうするわけでもなく(ミキくんもウメモトさんも含めて)「穴に入りました」で終わる今回が最も面白かった、というか好き。