『正直不動産2』第4話

Z後輩の掘り下げ&成長回でしたが、「世代」としてのデフォルメが過剰すぎることもあってこの後輩をまったく好きになれないのでメインにされても面白くない、ってところがまずはあるんだけど、それを差し引いても今回はつまらなかった。
彼氏も彼女も保証会社(信用会社)の審査に引っかかってしまうとなり、でも二人の事情と想いを知りなんとかしてあげたいと考えるところまではフォーマット通りだとして、不動産営業として培った「不動産業界の知識や技をつかって」その状況をどう好転させるのかってのがこの作品のウリだとわたしは思ってるんだけど、手紙を書いて「大家の情に訴える」はガッカリ通り越して見たことを後悔するレベル。

ギャンブルで借金作って付き合ってる女に返済してもらう男と、クレジットは「信用」なのに返済が遅れたことが1度でもあることを大したことだと思ってない女が「私たち幸せになれるのかな」などと言ってても知らんがなだし、この程度の関わりしかない相手を不動産屋として「保証」しちゃうとか頭沸いてるとしか思えん。

キャンプ用品買うなら娘に電子ピアノでも買ってやれよとしか思わなかった前回に続いて今回も客の事情(ストーリー)が「1」と比べて劣化してるし、そのうえまた前回を例に出すけど普通は「ローンは組めない」ところを工務店を巻き込めばローンを組むことができる「かもしれない」から月下が「全力でなんとかします」で終わりとか不動産売買・契約の描写も甘々だし、伊藤あさひくんがおディーン様に水責めされてたことだしここらでガッツリ1話まるまるミネルヴァ話やってくれないかな。