『ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と』第3話

前回の感想で数人の「動いてる人」に対し「自分はなにもせず誰かがなんとかしてくれるのを待つだけの人」が多いことが違和感だと書き、そして現状・現実を理解したであろうことで人々の意識が変わるとすればこれからだろうと書いたらその通りの3話でしたが、人々の意識を変えるキッカケが萱島の一喝で、それにより浮き気味だった萱島が乗客たちに認められるってのは良い展開だけど、完全に心を病んだと思ってたTXの乗務員がシレっと乗客たちに溶け込んでて笑ってしまったw。

笑ったと言えば中国人旅行客が大量のひよこを隠し持ってんのもさもありなんで笑ったわw。言葉が解らないのはあるだろうけど、自分たちにもわずかな食糧のおすそ分けはあっただろうにその状況下で3日以上もひよこの存在を明かさないとかイメージを裏切らんなw。

でもそんな中国人旅行客が可愛く思える図々しさなのがネイリストの女ですよね。「色気あるって言われるんだよね~」とかマジ図々しいw。目ぼしい男の傍をウロチョロしてる畑野にマウントとるのはいいぞもっとやれだけどw。

で、夜間だというのに田中を探しに行った白浜が窪地のようなところに滑落してしまったうえに足を傷めたみたいだけどどうすんだ?と思ったら畑野と萱島がウダウダ言い合ってるところへ自力で戻ってこれてて拍子抜けしたんだけど(おまけに萱島のハートをキャッチするために田中に持っていかれた商売道具まで探して拾ってきてくれるとかw)(でも白浜の言葉に涙を流す萱島は良かった。山田くんと赤楚くんの相性良いなと思いつつ畑野の存在が邪魔だと思わずにはいられなかったけどこのシーンは良かったよ)、でもまあこの状況下で怪我したりしたらどうすることもできないし、間違えて毒のある実を食べてしまった畑野も大したことにはならなかったし(ドラマとして)ピンチ展開があってもダメージはこの程度に留めるのだろうと思いきや、最後まで現実を受け入れられない寺崎に対し「結婚するつもりで家を買ったけど彼女に振られてローンだけが残りました(なのでローンから解放されたことはちょっと嬉しい)」というなかなかの不幸を披露した植物博士の加藤(大学院の博士課程らしいけど、よくローンの審査通ったな)が何者かに刺されてしまってさあ大変!。

よりによってサバイバル環境下で「役に立つ人材ランク」は間違いなく最上位の加藤を失うとしたらダメージどころの話じゃないからなんとか命は助かりましたとなるのだろうと予想はするけど、でもさすがにこの状況で腹を刺された人間を助けられちゃったらあまりにもファンタジーが過ぎるんだけど、数人いる老人あたりがソーイングセットを常備してそうだし、縫うか?縫っちゃうのか?。