『動物戦隊 ジュウオウジャー』第8話「サバンナのメロディー」

当番回のメンバーが一般人と個別の友情を結ぶという定番ネタ回でしたが、今回はヒーロー側が人間ではないのでどうなることかと思いきや、気持ちのいい話で面白かったー。
ヘッドフォンをきっかけに一般人と出会い、一般人の事情にヒーローが関わり、一般人の後押しによって勝利し、最後は希望で終わる・・・という話の転がし方に無理がないんだよね。
レオが“気に入った”のは曲で、利き手を怪我したダイスケはコンテストだかオーディションだかには落ちたものの、その「人間じゃないレオが気に入った曲」を認められて次へ繋がったってのは“結果”としてまったくもって無理がない。
そしてレオとギター兄ちゃんとの友情の他に、耳がいいのでよりダメージを受けてしまうセラってな話もあったんだけど、二つの話の結び付け方がうまかった。
パラリラパラリラ状態になってるときの記憶がないらしいので、レオが大声でもって状況を打開したのを誰かが正気状態で目撃してなきゃそれは誰も知らないことになってしまうわけだけど、それを特性ゆえにひとりだけ過剰防衛してたセラが担うのは至って自然の流れだし、レオに対して個人的な感情というか因縁を持ってるセラがレオの「大声」に初めて感謝するってのも二人の関係性を描くうえできっと意味があるんだろうし、ダイスケの結果を聞いて大声で喜ぶレオ→セラぶっ倒れてビクンビクン(笑)というオチまで含めてほんと面白かった。
ていうか、レオがジューマンの姿を見せた翌日、「触ってもいいか・・・?」って聞くギター兄ちゃんに「ああ・・・くっ、くすぐってえよ」と言うレオってのは結構ギリギリ(笑)。こういうのには全力で食いついていきたい所存(笑)。


って、次回またタスクが大変なことになりそうで(笑)。