『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか』第2話

親と同居している翔を自宅に訪ねるぐらいだし、大地と翔はかなり親しい間柄なのだろうと思っているのですが、コミケではなくコミカって言いましたっけ?それに行くの行かないのって揉めてるところに現れた大地は翔を訪ねてきたわけじゃなかったのか?。
土手で会ったり出勤途中で会ったり男性と抱き合ってるところを犬の散歩中に目撃してしまったりと「偶然」が続くのは大地の家が近所だからだとして、娘のためにコミカに行く誠に大地も同行することになる流れはちょっと雑かなー。

偶然だったのだとしても、母親と姉に背中を押されて外に出てみようとしたものの無理だった翔の事情を大地がどれだけ知っているのかわからないけど、誠も大地も翔に「一緒に行ってみないか?」と声をかけてやればいいのにと思ったんだよね。父親だけなら絶対無理だろうけど大地さんが一緒なら外に出てみようと思うかもしれないのにって。
でもまあそれはピンクのかつら被ってセーラー服を着たおっさんを筆頭に「萌の友達」を見たことでまたひとつ新たな価値観を知ったつもりでも予期せぬタイミングで「息子の姿」を見てしまったら驚いてしまう・・・というラストシーンから逆算した作劇ということでヨシとする。

で、コミカに参加した感想を娘に語る誠の様子は微笑ましかったし、萌の漫画を「ちょっと見た」と言ってキレられるオチもよかったんだけど、やっぱり会社の描写が不愉快なんだよな。
ブラしたいならすればいいけど、休んでる間にトラブルが発生してフォローしてもらったんなら礼ぐらいちゃんと言えよって話だし、上司より高いものを頼んだとか関係なくご馳走様ぐらい言えよって話なのよ。
働き方は改革すべきだとしても、礼儀はいつの時代だって必要でしょうよ。

この先部下たちが(誠が変わったことに影響されて)礼を言うようになるんだとしても、それを誠のアップデートと同列にするのは違うと思うんだけど。

って、わたしのこの考え方も「古い」のか?アップデートの必要があるのか?。