『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか』第4話

やっぱとんちゃんデカいな。
親にゲイであることを言えないという描写があったけど、「大地の恋人」という存在としてだけでなくこの人の苦しみみたいなものも描かれたりするのだろうか。
恋人の親のことを考えてプレゼントを用意した大地の「気持ち」をちょっとばっかり重いと思ってそうだしな。

苦しみといえば、学校に行けはしたけど「いやなこと」を言われてしまって物陰で小さくなってる翔はつらいな・・・。
クラスの女子に「自分の好きなもの・好きなこと」を受け入れてもらえた・・・わけではないと思うんだけど、少なくとも否定はされなかったし、「いいこと」があったと思えてよかったなと思っただけに、その気持ちをこれほど強い言葉で否定されるのは翔でなくともつらいだろ。

でも自分で努力して得た知識・技術だからタダでは教えない、必ず対価をもらうというメイク女子の言い分はともかくとして「成績トップクラスだからメイクについてガタガタ言われる筋合いはない」って考え方はどうかと思うし、メイク用品を「買ってあげる」翔もそれはよくないだろって話なのよね。
クラスの女子に受け入れてもらえたわけではないと思うってのは、メイク女子が毎回「対価」を要求するからタダで相談に乗ってくれる翔に乗り換えたというのが実情であるわけで、そこをより強調するために「買ってあげる」という描写になったんだと想像するけど、会社の部下たち(の言動)もそうだし描写が「強め」だよね、このドラマ。

そして誠の妻であり大地の母である富田靖子の内面描写がここまで全くない(心配してる様子は描かれているけど)ことがちょっと怖くなってきた。富田靖子がこのままなんてありえないもんな。