『モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―』第5話

留美に実の息子である安藤と関係を持たせるというどこを向いているのかイマイチわからない計画に対し、入間と南条の「一番大切なものを壊す」という復讐プランが明快であるせいか、今回はかなり面白かった。おディーン様がマネ女に出しておいてくれと頼んだ手紙が誰あてのもので何が書かれているのか予想ができなかったんで、やたらテンション高いなぁ・・・と思ってた(だけの)入間妻には「うわあああああああ!」ってなったし。悪い顔するおディーン様いいわとてもいい。これからいよいよどうなっていくのかというワクワク感しかないわっ!。
ていうか山口紗弥加に執拗に小籠包勧められ必死で熱いの我慢して食べるおディーン様、これどんな意図があってのシーンよ(笑)。
まさかこれ、パーティに集められた面子が暖の関係者ばかりだってんで真海さんに対し何がしかの疑念を抱いていたところで小籠包を食べる様子を見たすみれが真海さん=暖なの?と気付くキッカケだったりします?小籠包が?(笑)。
で、神楽の妻でしかない留美に続き入間娘の結婚相手でしかない出口を殺させたわけですが、留美への仕掛けは非道すぎると思ったものの出口については特になにも思わないのはやはり尾上寛之だからだろうか。過去に子供を埋めた留美の罪に対し出口は遺産目当てで老人を殺そうとしてるという違い以前の話として、尾上寛之にもはや気の毒とか可哀想とかそういう感情が芽生える余地はありません(笑)。
ていうか安藤、留美さんが出て行ったあとで口直しすべくとにかく「一番若いの」を呼ぶとかいろいろ酷いな・・・。相手が母親とかそういうこととは別次元の話として、酷いわ・・・。
美蘭と信一朗パートはこのドラマのなかで唯一の清涼剤ですが、わたし岸井ゆきのという女優のことは好きだし評価もしてるんだけど入間美蘭という役としては果たして適役と言えるのだろうかと思うところが無きにしも非ずだったんですよね。出口については『政略結婚』であることを補強するにしても、信一朗が「僕じゃ駄目ですか」と言うには説得力に欠けるよなぁ・・・とか思ってたんだけど、ダボハゼ釣ってる信一朗見たらああこの子は顔じゃないんだなと、顔に惚れたのではないのだなと、強烈な匂いを放つホームレス状態だった暖のことも助けてくれたし、この子は見た目を気にせず人を見ることができる人間なんだなと、そう思えたのでコラボCM効果すげーなと思った次第w。