『監獄学園』第5話

副会長の「どうどう」はフィギュアの足が折れるううううう!というハラハラ感と相まって結構よかったと思うのだけど(肝心のフィギュアがどうみても4年に1度しか買えない限定品のクオリティじゃねーけどなw)、ガクトがここで自らフィギュアを破壊することの意味、キヨシ殿に対する想いが全然伝わってこない。アンドレの日記(「お母さん」)も唐突すぎるし、仲良くなる過程を端折りすぎてるせいでシンゴと杏子の距離感であり関係性も中途半端だもんで、杏子の謝罪も(演技の拙さもあって)ポカーンな感じになっちゃったし、詰め込みすぎてシーンごとの熱量が感じられないんだよなー。これは演出(再現度)の問題ではなく脚本の問題だと思う。内容や描写といった倫理的な意味での「無理だろう」ってところは思ったよりも頑張ってるのに、ダイジェスト展開ゆえになんとでもなる「気持ち」の部分を描く尺がないってのは役者が頑張ってるだけにすごく残念。