『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』第6話

里見と猪熊の仲を引き裂き、猪熊を単独で辺鄙な場所へ連れ出して殺そうとするとかカラが何をしたいのかさっぱりわからないんだけど、連絡を無視し続けてようやっと会って話をするのかと思ったら怒って店から出てっちゃって、かと思えば店の外で出てくるのを見張りあとつけて、挙句恋人の話を全く聞かずにビンタかまして「もう終わりだから」と一方的に宣言しておきながら「助けて里見君!」とか言う猪熊に心底イラっとしたんでカラさんその女殺っちゃってください!!としか思えん。
自分の男が自分の友達を襲う現場を見ちゃったわけだからショックなのは分かるけど、さすがに里見君がそんなことするはずないって思わないか?と。カラさん美人だしスタイルいいし強いしいい人だし、だから里見君はカラさんに好意を持ってるんじゃないの?と猪熊が考えてるのはまぁわからんでもないんですよ。何度も言ってるけどそれについて話をしろよとは思うけど里見が猪熊に黙ってコソコソ動いてるのは事実なわけで、刑事云々抜きにして単純に恋人関係としてだけ見れば猪熊が里見の浮気を疑うのはまぁいいよ。実際カラがそう仕向けてるわけだし。でもホテルで暴行はさすがにないだろ。恋人としても刑事としても「これはさすがにちょっとおかしい」と、そうなるもんじゃないかなぁ?と思うんだけど。世界中の全員が信じなくても私は信じる!なんてことじゃなくてさ、自分が結婚を考えた(考えてる)相手がストーキングのうえに無理やり暴行するような人間かどうかわからないもんかねーと。だって事情聴取で完全否定してることは聞いてるんだよね?(チビデカのところにカラが送ってきたメールの扱いはどうなってんだろ?)。つまり友達の言い分と恋人の言い分が食い違ってるわけで、だったら尚更恋人の話を聞くべきだろうになんでカラの話だけを鵜呑みにしてんの?と思うよねえ。
これが一般人の女だったらまだわかるよ?。恋人が友達を押さえつけてて、友達の服は破れ顔には殴られた痕がくっきりなんてものと見ちゃったらあんたの話なんて聞く耳持たないってなるのも一般人だったらわからなくもないですよ。でも猪熊は刑事じゃん?。それも捜査一課に抜擢されるような刑事なんだろ?。であれば『容疑者』の話もちゃんと聞いて判断しろよっての。被害者が右手を負傷してることについてはスルーですかよと。それでどの面下げて「里見君と別れた。私は捜査一課に行きます」なんつって父親に敬礼してんだこの女としか思えないっての。
つーかこれが一番アホすぎて呆れるの通り越して薄笑いになったんだけど、待ち合わせしたカラのあのおかしな格好に一ミリも疑問抱かないとか愚かにも程があるよね。どっからどう見ても「変装」じゃん。
ついさっき男に暴行されそうになったというのに「週末の約束」について再確認し「誰にも言うな」と念押ししてくる時点で普通じゃないじゃん?。今それ言うか?ってなもんじゃん?。そこへもってきてあの恰好。なんなんだろうこの人?となぜ思わない?。里見とカラの間にあったこととカラの恋人の事件の捜査は別だと割り切ってるんだとしても、自分の恋人が襲った女と普通に付き合える猪熊の神経がわたしには理解できねーです。コンビニだか土産物屋だかで荷物を発送するシーンが唐突に挟まれてたけど(そこから里見が猪熊の居場所を突き止めるための前フリだろうけど)、何送ったんだかしらねーけど「誰にも言うな」と言われたのにわざわざ出先から荷物送るのもどうかと思うしさー、なのでやっぱりカラさんその女殺っちゃってください!!。


カラちゃんのストーカーがイケメンでビビり、そのストーカーとコンビニで鉢合わせしたもんでびっくりして小銭撒き散らし、ストーカー男について調べようとあとをつけたらカラオケボックスでギャルを二人も連れ込んでるってんで「カラちゃんに教えてあげなきゃ!」と盗撮するも速攻で見つかり問い詰められる光石さんが今回も無事でなによりです。