『仮面ライダードライブ』第5話「鋼の強盗団はなにを狙うのか」

社員想いで感じのいい人だと思ってた社長に裏の顔があって、市民を守るための自分の行動が結果的に悪事に加担することだったと知ったからってこうまでへこむ刑事ってなぁ・・・・・・。それも戦闘中に。これがまだ刑事という仕事に夢や希望を抱く熱血新米刑事ってんならわからんでもないけどこの人エリート刑事だったわけでしょう?。それこそそんな人間腐るほど見てきたんじゃねーのかよ。これまでどんな事件(どんな犯人)扱ってたんだっての。そのくせチェイサーには「そんなに俺が好きならサインしてやるから帰れ」とか言っちゃってさ、つーかそんなメンタルしてて女のエスコートがどうとか言ってんじゃねーよって鼻で笑っちゃうわ。
毎度毎度書いてる気がするけど、ほんとなんで新人刑事にしなかったんだろう?。今回ベルトさんが言った『本当に信頼できる人間は限られる』という発言、これってかなり重要な意味を持つんじゃないかと思うのだけど、ドライブのことを特状課のメンバーにすら言えない、言ってはならないということは、ベルトさんの発言の前に『警察官ですら』という言葉がつくのではないかと。チェイサーの変身システムがドライブのプロトタイプを元にしてることと合わせて、本当の敵は身内にいるってな展開になるんじゃないかと予想するけど(今回の眼鏡公安(なんでここにもっと若いイケメン眼鏡ぶっこまないのよー!!)はその布石かなーと思ったんだけど、でも多分これは今回の爆薬密輸にいちょ噛みして私腹を肥やしてるってなところだろう)、だとしたらその事実は新人刑事が背負い立ち向かうには少々重すぎる事実であり大きすぎる敵だろう。だからこその『元エリート刑事』設定なのだと。それぐらいでもなきゃどっからどう見ても似合わない、役者の実年齢からしても明らかに無理があるのにこんな人物造詣にしてる理由がみつからないんだけど、だとしても、いやだとしたら、尚更この落ち込み方はねーだろっての。
元エリート刑事なんかじゃなければ、相棒のことを理由にサボり癖つけるような奴でなければ、戦闘中に似合わない軽口叩くような奴でなければ、こういうことを経て成長していくんだなーって思えるだろうけど、でも元エリート刑事で相棒の件については気持ちの整理を付けたのに未だ日常的にサボってて(今回はなんでか最初からトップギア状態だったみたいだけど)俺がピザ屋に見えるのか?なんですよ。そんな人間にこの程度のことで落ち込まれてもってな話ですよ。ロイミュードは「仮面ライダー」として、爆薬の密輸は「刑事」としてどっちも俺が裁く!でいいじゃねーかってな話だろう?。それでこそ職業刑事の仮面ライダーってなもんでしょうが。後編でそういうことになるかもだけど、こんだけカッコつけて偉そうな口叩くならそれぐらいの覚悟当たり前に出来てほしいわ。
とにかく主人公に早いとこ慣れなきゃ始まんないと思いながら5話まできたけど、わたしこれちょっとダメかもって気になってきた・・・。ロイミュード幹部に対する興味や(ブレンさん毒使いとかわたし好みすぎて!!!)フォームチェンジ含めた展開よりも主人公に対するモヤモヤのほうが大きくて、そのモヤモヤが解消されるどころか回を追うごとに強くなってるとか本気でヤバイ・・・。