『遺産争族』第3話

怒った勢いでぐしゃぐしゃにしちゃった娘の婚姻届を伸ばそうとして破っちゃって「アッ!」ってなる一徳と余さんに笑ってたら、「顔も見たくない」という予想外の展開に。
もしかしてこれ父親と旦那と妹二人と娘の間で気遣いしながらオロオロするだけの長女なのか・・・?と思ってたんだけど、やっぱりそんなはずがないですよねw。予告を見る限り「私は家政婦じゃない!」とキレるとかそんなありきたり展開じゃなさそうで、余さんのターンが楽しみすぎる!。
そして鈴木浩介のまーくんも「楓に好意を持ってる」「母親の言いなり」ってだけかと思いきや地味にいい働きを見せつつあって、表では葬儀をテキパキ仕切り裏では手持ちのカード(情報)の切り時を探ってると、なんだかんだで結構単純っぽい一徳よりもむしろ鈴木浩介のほうが“曲者”かもしれない感が出てきたよね。これ多分親族内での立ち位置を計算したうえでアホなマザコン坊ちゃんの仮面被ってるんだと思うわ。
初回から飛ばしてた室井さんと板谷さんに岸本さんと比べて控えめだった二人が動き始めたことで俄然面白くなってきました!。
それから、確かにこの娘たちに財産をくれてやるぐらいなら有意義に使ってくれる可能性がある血の繋がりのない他人にあげたほうがマシだという気持ちはわからなくはないけど、でもただそれだけじゃないよな?と思ってた伊東四朗もあの下品極まりない金庫室(?)で札束を「札っちゃん」と呼んでスリスリするとかやっぱりコイツもゲスだったー!w。
いまはまだそれぞれが「思惑」を抱えてる状態だけど、誰か一人がその思惑を表に出した途端雪崩式に各人の思惑がぶちまけられるのか、それともそれぞれが密かにその思惑に沿って動くのか。どちらにしてもエゲつないことになるのは間違いないよね。楽しみw。