『仮面ライダードライブ』第3話「だれが彼女の笑顔を奪ったのか」

基本秘密であるはずのベルトさんやドライブ関連について霧子がなぜ知っているのか、このネタはもうちょい引っ張るかと思ってたけど霧子と先代ドライブとの出会いをもうやっちゃうのか。
しかも当然次回で霧子因縁の相手であるルー大柴ロイミュードは倒されちゃうんだろうから4話にしてヒロインの話を回収(説明終了)しちゃうのはちょっとビックリ。でもこの過去が今現在の霧子の設定(笑わないこととかトゲトゲしい性格とか超人的な身体能力とか)と直結してるとは思えないし、そこいらへんはプロトタイプである先代ドライブの中の人との話として今後描かれることになるんだろうけど。
って、その前に・・・
ベガスを使ってのスロットモード?がまた身体ズレてんだけどどういうこと・・・・・・・・・・・・・・・。ダサいよりもまず気持ちが悪い。ていうか怖い超怖い。てっきりタイヤだけだと思ってたのに生コン車とスロットって回るものならなんでもアリかよってのはもう黙って受け止める(諦める)にしても、Wでもそうだったけどなんで身体ズレる必要があるんだよと。Wはまぁ二人で一人ってのが売りだったからわからんでもなかったけど今回はズレる必要皆無じゃん?。なのになんでズラすの?好きなの?だとしたらどんな趣味なんだよとw。本筋よりもそっちのほうが気になって気になって。
で、シフトカーたちにはそれぞれ固有の記憶であり知識があり、それぞれ別個にロイミュードを追ってるってのは面白い設定だな。これ担当制のようなもので、担当するロイミュードの活動が人間に害をなすようなものであると判断すると進ノ介のところへやってくるってな感じになるのかなぁ?。いつどんよりが発生するかわからないのに常時シフトカー身につけてないのはなんでなの?と思ってたんだけど、シフトカーさんたちもそれぞれ仕事があるんで常に進ノ介(と霧子)にぶら下がってるわけにはいかねーんですよってなことならまぁ納得。
で、ロイミュードの種としての目的がまだわからないんだけど、ロイミュードは基本悪事を働く存在なのかなぁ?。半年前のグローバルフリーズの目的が破壊や略奪であったならばそういうことなんだろうけど、グローバルフリーズ時におもうがままヒャッハーしすぎた反省からハート様たちによる粛清ってか更生システムができたならば、今現在のロイミュードたちは人間社会にナチュラルに混じって更生対象にならない程度に欲望を満たしてるってことになると思うのよね。欲望ってのは際限がないというかもっともっとと思ってしまうものだから今回のルーとその弟子みたいにやりすぎちゃったりしちゃうんだろうけど、でも自制できるロイミュードもいるんじゃないかと思うの。何が言いたいかというと、主人公を刑事にしたことでその属性では捌けない、つまり刑事事件の犯人としては該当しないロイミュードもいるんじゃないかなーってことなんだけど。そんなロイミュードが出たときに「刑事」と「仮面ライダー」という立場について進ノ介に考えさせるために特状課には秘密という設定にしてんのかなぁ?。
って、その特状課ってのはグローバルフリーズ=世界規模の破壊活動があったために、その対応部署として新たに設立された部署ってことなんだよね?。それなのに教習所の片隅でこんなおかしな人ばかり集めてる(厄介者ばかり集めてる)ってどういうことなのかと。これがさ、グローバルフリーズはもう10年とかそこいら前の出来事で、その間ロイミュードはさしたる活動を見せず(先代ドライブにあらかた倒されてしまいナンバー状態だったから)人々は「どんより」に慣れてしまっていて、そんなこんなで今の現状とかさ、そういうことならわからんでもないけど、グローバルフリーズはまだたった半年前のことなんだよね?。だったら今はまだその検証や研究及び対策のためにそれぞれのエキスパートが集められててもいいぐらいだと思うんだけど。やっぱり設定の甘さが気になっちゃうなぁ。


本格登場した魔進チェイサーはドライブ同様変身時にタイヤが関与してたことだし、なによりも複眼なんで少なくともドライブに「近い」システムであり存在だと考えていいかな?。そしてチェイスを見てベルトさんが示した反応。ベルトさんとチェイスの間に何らかの繋がりがあることは確実だとして、これが一体何を起因とするものなのか。霧子の話=プロトタイプの先代ドライブに言及された今回でその反応を(視聴者に)見せたことに意図があるとするならば、チェイスこそが先代ドライブ・・・とか?。ベルトさんが先代ドライブで自らの意思で意識をベルトに移したからこそ『先代は死んだ』と言い切れるんだってなセンもあるかなーと思ったんだけど、なんたらベルトさんは科学者で居てほしい気がするのよね。システムの開発者と装着者は別であってほしいというか、そこに相棒的なソレを求めたいんで。