『南極大陸』第三話

あれ?前回ラストで前後左右全て氷に囲まれ立ち往生してなかったっけ?バックは出来たんだ・・・・・・。
つーかどんだけ荷物流されてるのかと・・・・・・(笑)。「3か月分の食料」っていってたけど、越冬計画する気マンマンの人達は水面下でこっそりと持ち込む越冬用あれこれの準備進めてたってこと?食料以外にも越冬に必要なもろもろ全部?その金どっから出てんのよ・・・つーか積む時バレないってどんだけ杜撰な管理態勢なのかと・・・。まぁ「南極は生きてる・・・っ!」と言い訳しつつバカスカ荷物流されまくってる学習能力に劣る人達ですし、燃料切れとかウッカリにも程がある人達ですし、隊長に何の断りもなく数人が勝手に船から基地に向ってることに全く気付かない人達ですから推して知るべしですけども。
でもこれ少なくとも食料流された件は実話らしいですね・・・・・・。だからケチつけることに若干気が咎めるんだけどさ・・・・・・こんな行き当たりばったりどうにかなるさ!的な思考の人達だからこそ犬たちを置き去りにするなどということになってしまったのではないのか?・・・・・・なんて思ってしまったわ・・・。
そんなアホな人間達の一方で犬さんたちのカッコイイことと言ったらなんですかこれは・・・。涼しげな瞳が印象的な細面の美男子リキさんに野性味溢れるワイルドさが魅力の一匹狼クマさんが喧嘩売るとか猛烈燃えた。わんこにこんなことさせんなやと思いつつも(ぬいぐるみクオリティ高いなー!)荒々しいクマさんにガツンとやられて自信を喪失したリキさんが、殻を破り再びリーダーの座に返り咲くまでの表情は素晴らしかった。キム様が自分の名ではなくシロの名を呼んだ瞬間は自責の念が浮かび、そして覚醒の瞬間目に光が灯ったのがわかったもんね。このドラマ最高の演技派は今んとこぶっちぎりリキさんです!(次点はもちろんクマさん)。
これで頭脳派リキさんに表立っては認めもしないし協力もしないものの、何かの時には黙って支えてくれるパワーのクマさんという関係性が出来上がったわけですねっ!モエるわあああああああっ!!。北海道での犬ぞり成功は突如現れたリキさんのカリスマ性に引っ張られての勢いだったけど、リキさんとクマさんが心合わせての初めての疾走がブリザード吹雪く中とか燃えすぎて泣くし!。犬たちが走ってる(仕事してる)姿美し凛々しすぎる!!。
そんで犬たちのキャラが立つたびにこの先のことを思って鬱になる・・・・・・・・・。やたらめったらリキさん押しなのは当然その飼い主が芦田先輩だからでしょうが、クマさんだってリキさんのリーダーとしての地位を名実ともに確たるものとするために自ら悪役を担ってくれたんだと思うとやべーだろこれ。モフモフシロたんも癒しポジとして目立ちまくってるし。
で、逆に人間達はどうなんだってな話なのよねぇ・・・。ヒーローキム様は置いておくとして、恭兵は敬礼されるとついつい泣けちゃう素敵なおじさま、堺さんはドア越しにジト目、吉沢悠は双子の父、寺島さんは揉め事を起こす人、香川さんは「まぁまぁ」って言う人、坊ちゃまはキム様ラブすぎるゴリラとなんとかキャラ付けできつつあるけど、それ以外は緒方直人はキム様派の人、志賀さんは医者、ドロンズは料理人、川村くんは寺島派の人とほぼ記号でしかない。岡田義徳くんに至ってはほとんど分かんないんですけど。まぁ今回でようやく舞台設定が出来上がったわけで、越冬隊員たちを描くのはこれからってなことなのでしょうが、どうせ生きる南極(笑)の力で予期せぬトラブル発生もしくは誰かがミスって大変なことに→キム様大活躍!ってな話が繰り返されるのだろうからそこでどの程度各人の掘り下げが出来るのだろうかと。
てか医者は一人しか乗ってなかったし料理人も見た感じドロンズしかいなかったように見えたんだけど、越冬するなら二人とも南極に残る必要があるにしても帰りの航海大丈夫だったのかと^^。怪我したから日本に戻されるわんこの経過観察は誰がしてくれるのかと^^。昔の日本人勢いあるのはいけどアバウトすぎてちょっと恐ろしい^^。


予告で茶色のわんこがドサリと倒れてましたよね・・・・・・。水葬か・・・・・・・・・・・・・・。もう、ほんともうこの辺でやめたほうがいいよね。
でも今回はキム様に雪玉ぶつけられてもスルーした氷室たんがそのうち雪玉投げ返すのかと思うとその瞬間は見逃せないじゃないのさー!。ていうかそのうちキム様を巡って氷室たんと緒形直人(って役名なんだっけ?w)と寺島さんとリキさんの間で血で血を洗う抗争が勃発しそうでドキドキするんですけども!坊ちゃまはもちろん永遠の片思いで!。