『コード・ブルー』第10話

うん、今回はなかなかよかったと思うよ(超絶上目線)。
まず口下手黒田先生が子供と会話をするためのシチュエーション作りの上手さに感心し(哲太のカッコよさに悶えつつ)、父親と知らずとも「すごいね」って息子に尊敬の言葉を貰った瞬間の感情の揺らぎは柳葉得意のキメ顔ではあるけどやっぱりよかったと思うし、これまで医学書で得た知識だけで行動してきた白石が多分始めて現場で得た知識(目の前で見た藍沢のオペ)を生かしてオペを成功させたのもよかった。黒田が藤川を認めるような感じもあったし、黒田・白石・藤川をいっぺんに掬い上げたのは上手い展開だと思った。一方の藍沢たんパートは藍沢たんの迷いと三井先生のリベンジを同時にやってのけたのが素晴らしかったわ。二つのオペを血圧の音(あれなんていうの?)で繋げるというかシンクロさせて描いたのもへんな言い方だけどカッコよかった。今回は黒田息子も合わせて手術シーンの演出がほんとによかった。こういうのが見たかったのよ!これまでどうもつまらなかった理由はへんてこ患者を出しすぎたのが悪かったんだと改めて確信したわ。


最終回は15分拡大で大規模災害かぁ。ドラマの着地をどこにするつもりなんだろ。とりあえず藤川がヘリに乗れればそれで気分としては満足しそうなわたしがいるんだけど、フェローの中でこのドラマを(演技面で)引っ張ってた戸田ちゃん緋山の伏線回収してくれるのかそこだけはちょっと不安。あれだけ思わせぶりに度々錠剤口にさせといて、その説明一切なしだとしたらちょっとひどい釣りすぎるよねぇ。成長してるのはわかるけど、緋山だけこれといったメインエピなかったように思うし・・・。