『コード・ブルー THE THIRD SEASON』第5話

たぶん新海先生と藍沢の関係性を考えることでわたしの処理能力を使い果たしてたせいでそれ以外のことに意識が向いてなかったんじゃないかと思うんだけど、だから今更気づいたんだけど、もはやドクターヘリ関係なくね?。ヘリで運ばれてくるか救急車で運ばれてくるかの違いだけでやってることは普通の救命となんら変わらないように見えるんだけど(まぁ救急車よりも早く搬送することがドクターヘリの第一の目的なんだけど、ドラマ的にはそうじゃないよね)。ピアノ少女に至っては救命に関係すらないし。他の医療ドラマにはない「ドクターヘリ」というコード・ブルーならではの特色が全くとはいわないけどほとんど活かされてないよね。
今回で言えば流産した冴島をそれぞれのやり方で慰める白石と緋山のシーンと、トマト食べる藤川と藍沢のシーンといった五人の人としての成長は描けていると思う反面医療パートがあまりにも温くて、初回こそ脚本家変更の影響はさしてないように感じたもののやっぱりそれは大きかったのかなー。産むかどうか迷ってた=仕事を諦めきれない冴島に自分自身の本心を認識させるために職務中に死にかけるというハードな展開を用意したというのにその次の次の回で子宮頸管無力症という毒物とも仕事内容とも全く関係のない、体質的な理由で流産するという結末もドラマとして意図がわからない展開だし。
って、ピアノ少女は救命に関係ないと書いておいてこういうこと言うのって頭おかしいと思われるかもしれないけど言わせて。言いたい。
ピアノ少女の手術シーンカットとかマジかよ。
藍沢と新海先生の共同オペを見せないならこのピアノ少女はなんのために存在してんのさ?。
藍沢に「大丈夫」とまで言わせたからには当然これで終わることはないでしょうが、再手術で回復する方法を見つけるんでもない限りもう新海先生にやれることなんてないじゃないのさー!。