狂血 (R/EVOLUTION (7th Mission))
- 作者: 五條瑛
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2008/06/17
- メディア: 単行本
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とまぁ腐全開の感想から入りましたが、シリーズ前半を引っ張ってきた準レギュラーを思い切って整理し、このシリーズの完結へむけていよいよラストスパートに入ったなという感じでした。そのクッションになるのが関係者であることは間違いないのに中立というか、誰もがその存在を眩しく思い大切に想う美神・亮司だということです。
今回はこれまで以上に多国籍VS日本の構図が鮮明だと思うのですが、意味合い的にはちょっと違うんだけど、つい最近あった戸籍のない親から生まれた子供の戸籍の問題を思い出しました。日本人として普通に生まれて普通に過ごしてる私にとっては戸籍はあって当然だしそれについて特別なんらかの感情や意見を持つわけでもないんだけど、一方で切実に欲してる人たちも大勢いることぐらいは分かる。悪事が絡むことも多いのだろうし、そうそう簡単な問題ではないってことも分かるんだけど、日本国民(国籍を取得するってことは国民になるってことだよな?)になりたいってんならなってもらって税金ガッツリ納めてもらえばいいのになーなんて思った私はこの物語を読む資格ないですよね・・・。