見ながらずっと“ヤバイ･･･つまんない･･･どうしよう ・・・”って呟きっぱなしでした。ママンは文句いいながら見るのが楽しいんじゃないのって言ってたけど、なんつーか文句（突っ込み）言うほどのもんじゃないってかねぇ･･･キム様のもじゃもじゃ頭は一見冴えない男を演出するためのものなのだろうけど、やっぱりヘンだよね･･････。キム様ならばどんな髪型でも似合っちゃうのよ☆とはさすがに言えんわ。 あとやっぱあのキム様が政治家になる＝選挙で勝つってのが初回の肝だと思うんだけど、選挙運動も逆転勝利の描き方もものっそい簡単というか適当というか、ダブルスコアで始まった選挙戦がどんどん差が縮まって最終的には僅差で逆転するってのがあまりにも陳腐に思えちゃったんだよなぁ。正直に父親のしたことを詫びて“素直に頭を下げた”ことが評価されたのは分かるんだけどさ、だったら最初のダブルスコアは何だったんだ？って。その土地は元々敵の地盤というか支持者が多いところだからとかそういう話ならまだ分かるけど、とにかくポカーンだったわ。まぁキム様ドラマだし、これはあくまでも序奏であってメインはこれからの国会内なわけだからそこはあえてあっさりと描きましたってことなのかもだけど。
で、一番まずいんじゃないのって思ったことは、あんだけすごいメンツ集めておきながら、これからガッツリドラマ作るぞ！っていう意気込みが微塵も感じられなかったということ。それどころかおまえら（視聴者）キム様が出てりゃなんでもいいんだろ？的な甘えと慣れからくる手抜き感すら感じたもん。他局の新枠ドラマと比べるのもなんなんだけど、ルーキーズの熱気と比べると明らかに熱意が感じられないわ。ドラマの内容関係なしにね。よっしゃー！平均30％とってやるぜえええええ！！ってもっと攻める姿勢が欲しかったなと。
ていうかあの対立候補気の毒だよねｗ。当選確実って出たら勝ったと思って万歳三唱しまくるだろうし、みんなからお祝いの言葉かけられてもしかしたら有難う有難う！って涙すら流したかもしれないのに、あの土壇場で負けましたって言われてもねぇ･･･わたしがあの人の立場だったら恥ずかしいのと申し訳ないので死にたくなっちゃうと思うわ。しかも、選挙の作戦としてはあれぐらい当たり前なんだろうけど、何十年も前のスキャンダルほじくり返すだなんて卑劣なことしたってのに結局それが裏目に出たってことだもんなぁ･･･。ほんと気の毒だわ･･･。
阿部ちゃんのかつて選挙で1人だけ落選した男が“さすらいの選挙プランナー”になって各地の選挙で活躍しまくるドラマか、深津さんが無理難題を押し付けられながらもいつか政治家になる野望を胸に孤軍奮闘する“政治秘書”ドラマだったらもうちょっと何とかなりそうな気がするってかむしろそっちが見たいとか言っちゃだめですかね。
そんなことよりも消臭殿様がおまわりさんになってたんだけど！！！！！どういうことよ！？！？
