みんな（あたしのいうみんなってのはあの三人のことです）熱演してたとは思いますが、殺しの場面がバリバリＣＧってのはないよなぁ。特に涼次･･････。源太のアレもわざわざそんな二度手間かけなくてもなぁと思っちゃったし（仕事人デビューだってのに手際良すぎってのはあえていいません。きっと藁人形で練習したんだよ･･･）。小五郎さんに至っては1人だけ討ち入りですか？って感じだったもんなぁ。つーか加賀屋玄衛門だけは源太に殺させるべきだったと思うんだけど、警察が身内の捜査はさせないのと同じように、私情が絡むと冷静さを失うからとかそういう判断があったのだろうか。しかも世代交代が主眼にあったとはいえ主水に一番のザコ始末させるだなんて･･･（まことはやっぱりカッコいいな。主水が出るとたちまち匂いが変わるし、ザコだろうがなんだろうが主水の殺しのシーンはビシっと空気が締まったもん）。そいえば源太が仕事人に加わるかどうかの話をしてるときに普通に主水と小五郎が顔合わせてたけど、あの二人が仕事人同士だって確認したシーンってあったっけ？いきなり仲間状態になってるから驚いたんだけど。それも含めて全体的に話がぶつ切りだったし、結構な時間あった割には内容が薄かったよなぁという気分。何より、からくり人形作る男がいきなり小料理屋なんてできんのかよっ！？と思った源太と作太郎のその後をエンディングで見せないってどういうことですか。上総屋の娘はともかく、源太のほうはメインエピじゃん。これは絶対必要だったでしょう。
結構数字が良かったそうで、続編は絶対あると思いますが、脚本はもっともっともーっと練って欲しい。この出来じゃ次は「必殺だから」見てくれる人は減ると思う。
福士くんのお役人姿はとても素敵でございました。むしろ源太の役は福士くんがやったほうが･････････ごにょごにょ。
