『湯けむりスナイパー』第8回

まるで拷問のような源さんの甚振りっぷりはカッコいいいいいいいいい!と思いながらも源さんの心中を思うと哀しくなったんだけどね、それは置いておくとして、あの変態教師のスナイパーっぷりが地味に凄かったんだけどw。あの裏山から椿屋の看板ってかなり距離があると思うんだけど、狙ったところにボーガンの矢を撃ちこむことがどの程度難しいのかわかりませんがそれでも変態教師はこれ中々の腕前なんじゃないの!?と思ったw。そしてもちろんボーガンなんて恐らくは殺し屋稼業中は使うことがなかったであろう武器すら至近距離とは言え顔の真横に股間と正確に射抜く源さんのスゴ腕っぷりに改めてウットリ。地面にボーガン突き刺して矢を装填?するその仕草ってか作業に異様に萌えた。退職刑事の話もよかったなぁ。源さんともあろう人が“初対面”の“元刑事”に賭けてみようと思い立った・・・それだけ源さんの心が不安やらなにやらで揺れているってことなのだろうし、過去に罪深いことを犯した私は今あなたの目にはどのように映っていますか?という旅館の従業員の問いに「律儀で折り目正しい従業員に見えますよ。懲役で罪を清算するヤクザな人間もいれば、過去の罪を何度も何度も掘り返し真人間になる道もある」そして源さんは「真面目な旅館の従業員に見えますよ」と答える退職刑事。見てる側からすれば直前に変態教師を懲らしめた源さんには紛れもない裏社会のオーラがあるであろうことを知ってるわけで、源さんが賭けてみようとまで思った人が源さんのそのオーラに気付かないはずはないと思うわけじゃない。だからこの退職刑事の目に源さんの姿がどう見えているのか本当のところはまだ分からない。そして次の日、何事もなく、源さんに対してもごくごく普通に接したまま椿屋を後にした退職刑事は、帰りのタクシーの中で初めてボソっと「源さんが纏う殺気」について触れた・・・。ギャー!これなんのフラグよー!。きっと退職刑事は源さんが自分が言ったところの「過去の罪を何度も何度も掘り返し真人間になる道」を必死で這い進んでるってわかってるんだと思う。だからこそ「真面目な従業員に見える」と言ってあげたのだろう。それはこの退職刑事の優しさなのだろうし、いい話だとは思う。でもそれって源さんにとってはどうなんだろうな・・・。カッコよくて可愛くて一生懸命で必死な源さんが大好きで堪らないのでこのまま穏やかな暮らしをして欲しいと願う一方で、罪は罪・・・というか、どんなに悪い奴だとしても人を殺すという行為の報いは受けて然るべきだとも思うわけで・・・。