『ごくせん』最終話

カニシ様のガクラン姿も見納めでございます。まぁ実際のとこ、もうお腹いっぱいというか正直飽きぎみ・・・。だってさー、タケとかツッチーみたくガクランの中身取り替えてくれればいいのに、ドクロTシャツって歌の衣装と同じなんだもんさー。


前作に引き続き、最終回だけはやたら素敵になる猿渡教頭。大江戸一家の皆さんの目がなくなった途端、急に態度がエラソーに。人んちなのに立て膝ですよ。靴下の長さとチラ見えするスネが妙にリアル。
卒業式での漢っぷりは、まんま前作通りでしたが、やっぱり猿渡教頭あってこそ、のごくせんだよなーと再確認。そこらへんは制作側もバッチリ了解済みらしく、続編でもヤンクミ&猿渡コンビ続投フラグが立ちました。


最終回そのものは、なんとなく尻つぼみな感じ。理事長がなんであそこまでヤンクミを目の敵にしてたのか結局はっきりしなかったし、最後にヤンクミが壇上から挨拶するのも、前作はそれなりに必然性があったと思うけど、今回は無理やりすぎ。中高年層という想定外の視聴者層に媚びてか、やたら「親のおかげ」を強調してるわりには、日向母も竜父も隼人父も卒業式シーンに登場しないし。別撮りでもいいから、せめて日向母が涙ぐむシーンぐらいあってもよかったと思うけどな。
予想外のもこみちのボロ泣きと隼人さんの「ありがとうございましたっ」の声裏返りは、よかったですけどー。
隼人さんの卒業証書授与はちょっと手に汗握りました。隼人さん大丈夫かなぁ・・・て。やれば出来る子でした。ええ、オトコマエでございました。



卒業までの3ヶ月という中途半端な時期と時間が舞台だったせいで、クラス全員が盛り上がるようなイベントもなく、ひたすら毎回「退学退学」ゆーてたドラマだったなぁ。
前作と比較しても仕方ないことは分かってるけど、3-D自体に前作ほど愛着湧かなかった。
前作の生徒ほど出世する生徒もいなさそうだな。小池もこみち小出トリオはもうちょっと売れそうだけど。青田買い番組としての期待はちょっと裏切られた気分。
でもま、カツンの二人の名前が売れただけで充分満足です。アカニシ様なんてドラマ連投ですよ。アカニシ様を毎週拝めるなんて、ちょっと前までは考えられませんでしたから。ほんとありがたいことでございます。


ということで、次クールはスーツ姿のアカニシ様が見られるわけですよ!成人式でしかネクタイ巻いたことがない(それもユルユル)アカニシ様がスーツですよ。それも商社マンですよ!!うひょひょーい。ドラマってこえー。