端島篇と現代篇の繋がり云々はそれとして、闇抱えまくりの百合子と、400万の売掛金を親に払わせる医大生こといづみの孫・千景に興味がでてきた。
現代篇にはわたしの大好物である尾美としのりも出てることだし、端島の恋愛群像劇よりも全員コンプレックス抱えてそうな池ヶ谷ファミリーのほうが好みっちゃあ好みだしな。
これを驚異の普及率を誇る端島で毎日休みなく働きながらもテレビを買えない最下層に朝子の家族が属していることと並列にしていいのかわからないけど、「売掛を払うために病んでしまう女の子もいるのに、400万をポンと親が払って終わりにする家もある。イラっとする。俺にはわかんない」と文字通り吐き出すように言う玲央の昏さはとても良かった。神木さんやっぱうまいな。