『64(ロクヨン)』第3話

予告のラストカット含め次回への引きハンパねえええええええええ!!。
(内容ではなくテンションという意味で)初回からこれぐらいのものを見せてくれてれば脱落者皆無だったんじゃないかなー(ハゲタカがそんな感じだったよね?)。
ていうか尾美としのり!!ここで満を持しての尾美としのり投入でございますよ!!。
どんだけわたし好みの男をぶっこめば気が済むんだ公共放送!!。
そして蔵前が役として美味しすぎる(超嫉妬)。
でも思わずガッツポーズしちゃった諏訪のほうがやっぱりカッコよかったけど(でもこいつこの件に関しては結果としてなんもやってないけどw)。
でもやっぱり赤間の提案した「今後は実名を公表する」という『空手形』を三上が利用してというか逆手にとってというか、実名公表するけどそれを報道するか否かは記者たちの良識を信じるという拡大解釈にもっていく駆け引き、ここいらへんは小説と比べて伝わりにくいかなぁ・・・。だから記者たちが“折れた”理由もわたしの脳内記憶よりも・・・浅い?という表現でいいのかなぁ・・・原作はもっとこう、感情のうねりみたいなものがあってですね、中盤の山である重要な場面なのにそこがさほど画面から伝わってこないのがやや残念かなーと。
一方で三上が自宅の玄関先で娘の幻と会話するシーンはドラマオリジナルなんだけど、このシーンで何が三上を支えているのかが頭ではなく気持ちの部分でわかったし、日吉との電話を背後で聞いてる三上妻の表情、肩越しに妻の表情が見えることによって「あの子にもあなたのような人がいてくれるといいんだけど」という言葉がとても哀しく聞こえる。
そして毎日毎日書き続けたのであろう日吉母の手紙。これは文字としての表現ではなく映像だからこその切なさだよね。
つーか怪奇恋愛作戦で緒川たまきさんを邪険に扱う黴田くんの記憶も新しい日吉役の水澤 紳吾さんはこのために減量しただけでなく髪を抜いて薄くしたそうで、3話を見るまえにその話を見知ったこともあって、この手紙を握りしめてむせび泣く日吉のシーンはグッときたわー。