『新宿野戦病院』第8話

次回は享と舞と岡本の三角関係に決着をつけるようで、この雑居ビルで爆発事件が発生してまごころが緊急搬送先に、という医療ドラマ的には特大素材をその前フリにする構成がすごいな。どちらの意味でも。

どうやら舞はガチで岡本に惚れてるらしいけど、今回の岡本を見ちゃったら舞が惚れても不思議じゃないし、最初から(タランティーノのバイト先がどうたらと話す前から)好きだったってことになるなら舞ちゃん男見る目あるな!となるわけで、次回がどんな話になるにせよここで岡本の株をぐっと上げたことにはきっと意味があるんだろうけど、「被害者だろうが加害者だろうが人殺しだろうがぜってえ殺さん」というヨウコを筆頭にまごころ目線では“屍のように床に転がるスタッフに「漫画」を見てた夫が無事で号泣する白木に目を開けたまま寝るヨウコと享”というオチでいいんだろうけど、視聴者に見える範囲ではなんら落ち度がないかえでちゃんは夢を絶たれたどころかこの先の人生が心配になるわけで、その先の人生に関わるのは医者の仕事ではないわけだからその線引きをハッキリするのは正しいというか、ドラマとして潔いと言えるのかもだけど、視聴者感情としてはそこまで割り切ることができないんだよな。そういうドラマじゃないとわかっていてもさ。

などと言いつつ極妻の舎弟な馬場徹にはどれだけ感謝してもしきれません。わたしずっと和ものな馬場さんを見たかったから。
さすがに任侠モノは期待してなかったというか、まさかすぎてそのセンは妄想すらしたことなかったけど、パロディとはいえ馬場さんのお顔は任侠向きじゃないと判ったことだしもう二度と拝めないつもりでプロテクトして大事に保存します!。