『ゆりあ先生の赤い糸』最終話

外出先で夫が倒れ、病院に駆けつけたら若い男が居て、夫を病院に運んでくれたその男は夫の恋人で、自宅で夫の介護をしてたら子供が訪ねてきて夫を「パパ」と呼び、夫が他の女と「家族」やってたことを知る

なんて始まりのドラマが大団円で終わるとは思わなかったw。
深夜に押し入って(これは合鍵もってたってことでいいとして)吾良の口にガムテープ貼って両手も拘束しゆりあに刃物を向けて「裸見てやるから脱げよ」というりっくんはヤンデレというにはお粗末すぎる描写でしたが(ていうか闇落ちが終わったら髪色戻してたけど、マジでグレて金髪にしてたんかい!w)、気持ちが先走って足をもつれさせた吾良さんのもとへ駆けつけ、泣きながらその胸に飛び込むりっくんが完全なる少女漫画のヒロインだったんでわたしは満足ですw。

いやでも吾良はりっくんのことが心配だから「しばらく」りっくんのそばにいてあげたいってことだと思ってたのに、自宅をカフェに改装するってことは吾良は九州でしたっけ?りっくんの地元に転居するってことみたいだけど、息子がゲイで相手の男は自分と同年代のオッサンだなんて麻生祐未が認める・許すはずがないだろうとしか思えないので続編SPがあるなら稟久と吾良の「その後」がいいです。

井沢家って間取り的には4LDKだと思うんだけど、吾良が出ていき5人で暮らすぶんには問題ないとしてもLDKをカフェにしちゃったら営業時間中はお祖母ちゃんと子供たちは自室にいるしかないよな?とか、あんなザ・住宅地で自宅カフェやったって客はご近所さんと刺繍教室の生徒ぐらいだろうに吾良の稼ぎ抜きで5人の生活費が賄えるとは思えないんだけど?とか、「家族」としての生活に最も必要である「お金」について現実味のない描写で終わったことは残念だけど、でも冒頭で書いたように最初の設定からしてトンデモなドラマに現実味を求めるほうが間違ってるよなwってところにおちつきました。
自宅のまんまえで若い男とガッツリ抱擁かましちゃって、しかも旦那はどうやら出て行ったらしいとなるとご近所でめっちゃ噂になるだろうなとか考えちゃダメw。