『コタツがない家』第5話

“定年退職し、妻と熟年離婚し、親友に勧められた投資で詐欺に遭い、その親友は病死し、親友の墓参りをしたあと死のうと思っていたが酒が呑みたくなり目についたスナックに入り、今晩泊まるところがないと言ったら「ウチに泊まれば?」と言ってくれたのでママの家に泊まり、一晩のつもりが半年共に暮らし、ママに男の影が見えたので黙って姿を消した男”

という役どころを、男の視点としても女(女からみた男を描く)視点としても小林薫ならば色気バッシャバシャの大洪水で演じることができるだろうに、そこをあえてのドコメディで見せるのがこのドラマなんだな。全然うれしくないけど。

などと考えたりしましたが、ママがハーレーで迎えにきたのは予想外だったし(別れた妻もサバサバ系っぽいし達男の「好み」がなんとなくわかった気がする)、こんなノリで達男が「出ていく」ことになるのも、ここまであれほどクソ男どもに振り回されても最終的には呑み込んでた万里江が大号泣するというオチも目先が変わって面白かったんだけど、ねこちゃん(名前忘れちゃったからと相関図で確認しようとしたら載ってなくて!元々そんなに高くなかったこのドラマの好感度がマイナスになりました。ねこちゃんだって家族の一員なのに・・・)の異常行動を家族間バトルの材料にするのマジやめて。