どんな最終回になるのかと楽しみよりも不安のほうが大きかったんだけど、わけわからんユーチューバーが出てきたもんで「終わった・・・」となったものの（書道教室の先生イケメン！って若い女が島にワラワラやってきて一万の月謝もホイホイ払ってくれて先生ウハウハ！ってなことになるのかと思ったわ）、美和となるそれぞれの父娘話で盛り返し、あとは特になにがあるわけでもなくのんびりとした日常、だけどそれぞれ前に進んでる・・・という終わり方は良かったと思う。
以前も書いた「楽」の文字を再び書いた意図はいまいちわからないけど（あの時と今とでは同じ「楽」でも気持ちが違うし、初心を思い出しつつ書道家としての心意気を新たにしたということでもあるんだろうし、それが字に現れてるということだろうと解釈はしたけど、純粋に他の字（を書いた作品）を見たかったなという気持ちはある）「先生」になるべく島に戻って来た清舟の想いも「一年先生歓迎会」でしっかり消化できたし、ドラマ版として綺麗にまとめてみせたなと。
期待したほどには「五島」の魅力、特に自然の美しさを画面に見ることはできなかったし、原作の面白さをドラマ化できたともいいきれないとは思うんだけど、でも今期は“考察”させることを狙った作品が多いこともあってこのドラマはいい息抜きになりました。
先生だけでなくヒロシや美和やタマの「この先」が見たいんで、年末or年始SPをぜひ！！。
